前回の記事で、予約なしで楽しめたパビリオンの一部を紹介しましたが、
実はもう1つ、大満足だったパビリオンがあります。
それが、
ブルーオーシャンドーム
当日予約システム
大阪万博には当日予約システムというのがあり、
入場後しばらくしてからまだ空いているパビリオンの予約を取ることができます。
が、意外とこれの使い方が難しい。
あ、ここどうかしら?と思っても、朝の時点で次の予約が19時だったり。
ちなみに、それはオーストラリア館だったのですが(笑)
昼頃みてみたパビリオンの1つは20時半以降の予約枠だったり。
でもこの当日予約システム、1度に予約できるのは1つまで。
なので、夜のパビリオンの予約をしてしまうと、あとはその予約が実行もしくはキャンセルしない限り、次の予約ができません。
それがいいのか、悪いのか(笑)
なんせ、時間配分だったり予約の必要度が全く分からないので、一旦保留にしておきます。
が、ウズベキスタンのパビリオンに並んでいるとき、目の鼻の先のブルーオーシャンドームを調べてみたら、なんといい感じの40分後の予約がとれることに。
ということで、当日予約をしてみることにしました。
心も耳も痛い
ブルーオーシャンドームパビリオンのコンセプトは、海洋プラスチックごみ。
2050年には海の生物より海を漂うゴミの方が多いんだとか。
先日、ウミガメの胃や腸の中からみつかったプラスチックごみの展示を見てきたばかりなのもあり、なんだか考えさせられます。
それに、奄美大島でシュノーケリングをしているときに珊瑚の上に落としてしまったヘアゴム。
あまりに深いし、私はライフジャケットを着ていて潜れなかったのもあり、拾うのを諦めてしまったのですが、あの落ちていくヘアゴムを思い出すと心が痛みます。
ごめんね、珊瑚ちゃん。
それにお魚さんも。
メインは大迫力の半球体スクリーンに映し出される映像なのですが、それを待っている時の部屋のオブジェがすんごいかわいい!
特殊な塗装がしてある天板に、ししおどしのようなもので水が流れていくのですが、
その塗装のおかげで流れた水はすんごいプルンプルンの球体に変化するので、まるでピタゴラスイッチのように天板から天板へと駆け抜けていきます。

この写真じゃ、全然伝わりにくいんだけれども(笑)
万博行く人はぜひみてほしい展示の1つ。
行かない方も、SNSに動画流れてないかしら?(笑)
ボールと違って、水でできた球体は一つとして同じ大きさだったり速さにならないので、ほんとなんだかずっと見てられるのです。
コーヒー飲みながら、風を感じながら見る時間は、最上級の贅沢かもしれません。
まるで小さい生き物のような水を眺めた後、案内されるのはこちらのシアター。

ほんとね、心に残る映像なんです。
でも、ナースとして一つだけお伝えしたい。
集合体恐怖症の人は、見ないことをお勧めします。
私も母も大丈夫でしたが、これ、多分苦手な人は苦手な気がします。
でも、例えば理科の教科書にのっている細胞分裂の絵とか、トンボの目とかそんなのが大丈夫な方はぜひぜひ見て欲しい映像です。
半球体に映し出される映像効果もあると思うので、きっとこの躍動感と臨場感で見られるのはここだけな気がします。
水スープ
そして最後の部屋で販売されていたのが、これ。
海と山の超純水

見ました?
小さいボードに書かれているお値段を。
なんとお値段、540円。
ちなみに紙コップはかんなり小さいです。
その小さい紙コップに並々お水が入っている訳でもありません(笑)
そうね、感覚としたら50mlぐらいかしら。
80ml入っているかしら?っていったところ(笑)
そのお水が540円。
ちなみにこちら、
熊野の天然水
と
高知の塩職人・田野屋塩二郎さんが作る「奇跡の塩」を組み合わせた水スープ。
スープと謳われているのは、料理研究家方が監修されているのと、30℃ぐらいの温水なのもあるかもしれません。
注文すると、まるで抹茶をたてるように1つ1つの所作を丁寧に、厳かに作られ、また映えるように黒いお皿においてサーブされます。

さて、そのお味。
…うんまぁ!!!
いや、さすが540円なだけあるわ。
水のまろやかさと塩加減がほんとスープを彷彿させるようにいい塩梅。
…ということもなく、うん、ごめんね、ただのぬるい塩水。ゲラ。
でもね、水のまろやかさは本当だったりします。
あとは、経験よ、経験。
だって、ここでしか味わえない水だったことは変わりないんだもの。
なんなら、ちょっぴり自慢話です(笑)
きっと人生で50ml540円の塩水なんて飲むことないもんね。
いや、50mlかどうかはわからないんだけど(笑)
ちなみに、すんごいしっかりした紙コップと紙リッドだったのもあって、持って帰ってきちゃいました。
別に使うあてがあるわけじゃないですが、しばらくの間、飾っておこうかな~♪
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