毎日、毎日、少しずつなが~くなる日を感じては、活動時間が増えたような気がしてワクワクしていたのですが、
ついに、ついに、やってきてしまいました。
夏・至!
ここから日がまた少しずつ短くなると思うと、なんだかとっても悲しくなります。
でもそんなことを言っていても仕方ない。
毎年、夏至と冬至は大切に過ごすって決めているんだから!
ローストビーフに挑戦したのはかれこれ2年前になりますが、去年も友人と一緒にステーキをメインとした持ち寄りパーティーをしてたっけ(笑)
私は得意のキッシュやキャロットラぺ、マッシュポテトを持ち寄って、手づくりのティラミスを作ってくれた友人なんかもいたりして。
開始がまさかの深夜2時でしたが(笑)、それでも楽しかったのを覚えています。
今年もやっぱり、牛肉!?
3時間かけてローストビーフを作る元気はないので、もう焼くだけの簡単ステーキ。
でも、付け合わせをいつものじゃがいもじゃなくて、アレにしてみようっと。
イギリスで感動した、アレ!
その名もハッセルバック・ポテト
イギリスの夏
私のハッセルバックとの出会いは、それこそイギリスを出る前夜。
最後にみんなでいったパブのメニューに書かれていました。
ヨークという町に2年もいたのに、初めて見る名前。
友人に、コレ、何?って聞くと、「えぇぇ?知らない?じゃがいものやつ、美味しいよ!」ということで、さっそく頼んでみることに。
トルネードポテトにも似ているのですが、それよりさらに細かく薄切りにされたじゃがいも1枚1枚に油がしっかりかかって、カリカリ。
まるでほくほくポテチの集合体みたいな、ハッセルバックの魅力に取りつかれてしまいました。
とはいえ、その後、なかなかお目にかかることがなかったポテト。
なんの縁だかふっと思い出したので、初めて作ってみることにします。
ざっくりレシピ

・じゃがいも
・バター
・オリーブオイル
・塩コショウ
いやね、だって、材料がじゃがいもだけなんだもの。
なんだかキッチンの明かりで撮るとすんごいシュールな、ある意味芸術的な1枚になってしまいました。
ハッセルバックのレシピはイギリスのものに従って観ることに。
割り箸をおいて、最後まで切らないようにセッティングして薄切りにしていきます。

…割り箸て!(笑)
イギリスのサイトだったのに!
いや、そりゃ最近は普通に手に入ると思うけど、古はいったい何を置いていたんだろうか(笑)
そして焼きの行程に入ります。
本来は溶かしたバターをハケで塗るそうなのですが、ハケがないのでできる限りスプーンでゆっくり滴らせていきます。
塩コショウをかけて、ついでに人参もおいて、オーブンの旅にいってらっしゃい!

あとは、なんどか油をかけて、ゆっくりじっくり焼いていくだけ。
バターをいちいち溶かすのが面倒になってきたので、オリーブオイルでいくことにしました。
途中でオーブンを使用するのでグリルに切り替えたのですが…
じゃじゃん!

すんごいいい感じにできてるやんか〜!
初めてにしては十分ぐらい上出来。やっぱりじゃがいもを扱わせるとなかなかの才能を発揮するキキです。笑
夏だったこともあって、発酵も上手にすすみパンも美味しそうに焼けました。

夏野菜のグリル代わりにズッキーニとアスパラガスも、玉ねぎもバターで焼いて、
コーンはみじん切りにした玉ねぎとこれまたバターでいため、牛乳と一緒にミキサーにかけて冷静コーンスープにします。
お肉は素人ながらにYOUTUBEをみながら、30秒焼いて、2分寝かせてを繰り返し、肉汁とバターと赤ワインでソースを作ります。
そして出来上がったのがこちら。

最&高。
熱いうちにいっただっきま〜す♪
…
…
うんまぁぁぁぁぁ(溶)
お肉が完璧ぐらいの焼き加減。
野菜も塩胡椒で野菜の甘みが出ているし、ある意味メインのハッセルバックもホクホクかつカリカリで大満足。
もうちょっと油を丁寧にかけたら、もっとカリカリだったかしらっていう反省はあるけれど(笑)
お肉はスーパーで2割引だったのもあって、野菜も含めて総コストは約2000円といったところ。
おうちご飯にしてはちょっぴり高いかもしれませんが、それでもかなり満足のいく夏至ディナーになりました。
久しぶりにお腹パンパンまで食べたので、もうソファでうたた寝してしまうレベル。
でも久しぶりにゆったり過ごすことができました。
同じように見えても、こうして少しずつ変化していて、全く同じ日なんてないもんね。
生活のためにしなくちゃいけないことは、どうしてもこなさなきゃいけないけれど、やっぱり自然を感じる時間は要所要所で大事にしたいな、なんて思うのでした。
あ〜!明日はすでに日の入りが1分ほど短くなるのかしら!?
と思って調べてみたら、どうやらむしろ1分長くなるそう。
しかもそれが2週間ばかし続きます。
あれ!?夏至ってそうなの!?(笑)
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