おちょこを本気で探してやく2週間あまり。
もっと自分のほしいおちょこのイメージを固めるために、仕事の昼休みにネットサーフィンをしていました。
ネットでは買わないって決めていたのに、どんぴしゃなものに出会う!?
ひとめぼれ
すると出会ったのがこちら。

丸伊製陶さんのへちもんシリーズ。
紺にちかい青か茶色のような色で…と思っていましたが、その両方が入っていて、
しかも徳利ではなく、こういう大きい口のタイプを希望していたので、もうこのセットは控えめにいっても完璧。
しかも、この会社は一つずつ形の違うへちもんをコンセプトにしているところもあるのですが、
へちもんとは、
[ふうがわりで個性的な作品]の意味に使われた信楽の職人ことばがその名のもとです。
自然が生み出す様々なカタチや、私達ひとりひとりの個性と同じように、いろいろな表情をもった器たち…。
工業製品と言うより、どちらかと言うと農作物にとても近い感覚かもしれません。
[不均質]の大切さを知っている熟達者が遊び心とまごころをいっぱい詰め込んでつくった器たちです。
なんだとか。
…恐ろしいぐらい求めてるモノすぎる!
しかも滋賀県の信楽焼。
歯牙にもたくさんの所縁があるので、そういう点でも購買意欲があがります。
ネットで買わないとは決めていましたが、ここまで完璧だとネットもありかと思い販売元へ飛んでみると…
売り・切れ。

片口注器の方は売っているのですが、肝心のおちょこが売り切れ。
いや、どっちかというと探していたのはおちょこの方だったし、なんだかここまできたらセットで買いたいし。
ちょっぴり悲しみに暮れながら、
信楽なんていうても近いんだから、滋賀に住む友達でも誘ってドライブがてら窯元巡りでもしようかなぁと言う案を立てます。
ふらりと百貨店へ
そしてその日の仕事終わり。
珍しく京都駅近くでご飯を食べる予定があったのですが、時間までもう少しあったので伊勢丹に足を運んでみることにしました。
陶器売り場のある8階(だったかな)までふらり、ふらり。
夏なので涼しげなガラスの器が全面的に推されている売り場を見て回ります。
…ん?
…えぇぇ!?
何気なしに見ていたつもりの目を奪ったのは、あのネットでみていたセット。
まさかまさか、伊勢丹の売り場に、あの売り切れと出ていたおちょこと徳利も一緒にあるではないですか!
こ、これは買うしかない。
いや、セットで買うと6800円ぐらいします。
いやおちょこも1つで良いんだけど、ララ氏とか、友達がくることもあるしどうせ買うなら2つ欲しい。
元々探していたおちょこ1つだけ買うのか、もういっそ3点セットを買うのか…
うん。3点セットだよね(笑)
ということで、だいじにかごに入れてレジに向かいます。
た、誕生日月だし、いいとしよう。
といいつつ、かっさにヘッドスパに…この言い訳、何回使うんだろう。もう残すとこ数日ぐらいしか使えません。
来月の明細書がちょっぴり怖いなぁ。冷蔵庫も買ったし。
話は戻っておちょこへ。
なんだかお昼間に見てたけど諦めた商品に、まさかその日の夕方に出会えると思っていなかったのもあってテンションがあがります。
レジのお姉さんに嬉しくて話しちゃいたいぐらい。
とはいえ、さすがに面倒な客か!?と思い、だまっていると、
レジのお姉さんが少々お待ちください、と裏から違う形を持ってきてくれました。
「1つずつ形が違うタイプなのでよければ在庫からもお選びいただけます」とお姉さん。
その優しさについつい今日のお昼の出来事を話します。
やっぱりここは名百貨店・伊勢丹のスタッフ。
上手に話を聞いてくださり、私が嬉しそうに買う様子をとても喜んでくださいました。
早速、帰ってあけてみると…

あぁ~いい♡
気に入った器は、思い出も含めて何かストーリーを大切にしつつ買いたいところがあるのですが、
このセットも出会いから購入までとってもいい思い出に。
幸せ気分で早速友人にもらったあの日本酒を飲みます。
うまぁぁぁぁぁぁい♡

この日本酒がそもそもおいしい日本酒なのですが(笑)
でもお気に入りの器でのむお酒は特別。
みよ、このラインナップ。

私のお酒ライフがより楽しいものになりそうです(笑)
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