なんだか1日ぐらい旅館でゆっくりしたいよな~という思いもあり、
しんじ湖温泉と玉造温泉で迷った結果、玉造温泉で1泊することに決めた私。
チェックイン開始時間早々に到着し、荷物を置いて、さっそく周りを散策してみます。
さっきまでじりじりと照っていた太陽はあっという間に分厚い雲に隠れ、雨もパラパラ。
梅雨だもんね。
お守りまみれ?
時刻はなんだかんだで16時ごろ。
とりあえず、ということで近くにある玉作湯神社まで歩いてみます。
勾玉で有名な出雲ですが、勾玉の神様が祀られているのは玉作湯神社なんだとか。
そして、この神社が有名な理由の1つに「願い石」「叶い石」というものがあるそうで、
ざっくり説明すると、「叶い石」と呼ばれる小さな石を「願い石」とよばれる真玉に触れさせながら願いを祈ると叶うんだとか。
まぁ、でも出雲大社にも行ったしな。
というか、今年はいろんな実はいろんな神社に行っています。
お守りなんて滅多に買わないのですが、
上賀茂神社で八咫烏みくじを引いてみたり、
鎌倉の鶴岡八幡宮で仕事運を願ったり、
あとはこっそり京都の因幡堂で癌封じのお守りを買っていたり。
卵巣嚢腫、癌ではないんだけれどね(笑)
記事にしたいと思いつつ、採用試験のための勉強だったり、合格発表を待っているソワソワにまみれて記事にできなかったな~。
また後々、回想録でも書こうかしら。
そんなことはさておき、そんなこんなでなんだかお守りがたくさん増えたので、自分だけの「叶い石」を作ることなく、今回は神社の参拝だけに足を運びます。

一礼して、いざ!
引き込まれる世界
2つ目の鳥居をくぐり、階段をのぼって境内にいきます。
なんていうか、失礼を承知でいうと、近所の神社感がすごい。
ちょっとさびれた祠とか、苔がまとってる石とか。
お賽銭をいれて、お参りをして、早速「願い石」を拝みにいきます。
こちらがその真玉。

なのですが、初めはその願い石かどうかわからず、「え?あってる?」って不安になって、少しそばを離れてグーグルで確かめちゃったり(笑)
あってた、あってた。
湧き水で手を清め、じ~っとその石を眺めます。
先ほどちらりと調べた情報によると、真玉の横にある、青メノウの原石も有名なんだとか。
「叶い石」を「願い石」に触れさせた後、このメノウにもそっと触れさせ、守護とする人もいるそうな。
なんだか神聖なものの気がして真玉は触れなかったのですが、こちらは軽く手で触れます。

たくさんの人に触れられているか、上部はすんごいツルツル。
振れていても「え?石」というぐらい、不思議な感覚に陥ります。
石って磨けばつややかになるんだ。
私も何かに腰を据えて、1つのことを頑張ってみてもいいのかしら。
ここ最近は頭の中が転職のことばかり考えているので、なんでもかんでもそっちに行きがち(笑)
そして、そろそろ帰ろうかというとき。
ポツポツだった雨が、激しく振り出し傘をささなければいけなくなりました。
小さい境内、廃れた祠(ちょっぴり失礼)、深緑の苔。
そして、心地のいい雨の音。
気づけば、なんだか少し異世界に引き込まれたような気がして、すっかり陶酔してしまいます。
なんだろう、
あ、ここ、今の私に必要な場所な気がする。
的な。
この感じは、あれ以来。
六甲縦走シリーズでおなじみのPちゃんといった、玉置神社。
呼ばれないとたどり着かないと言われている、和歌山県の山奥にある神社です。
そうそう、あの時の、ふっと意識が遠くに飛んで、何か見えないモノに包まれる感じに似ている。
そしてもう1週
なんだか、このまま帰ると後悔してしまいそうな気がして、
もういちど階段をおり、社務所で願い石を頂くことにしました。
お値段は600円。
石をみて選ぶことはできませんが、なんだか惹かれる白い封筒を選びます。
私はこれ。

石は、琥珀色のようなきれいな色で、丸みのある三角形の石。
もう一度、手を清め、鳥居で一礼し、拝殿でお祈りします。
また願い石のところに向かい、そっと触れながらお願いします。
なんとなく、守り石にもしっかり触れてみたり。
最後は社殿に戻って、願い札とよばれる札を書いて、1枚は納入箱にいれます。
もう1枚と石を、専用のお守り袋に包んで、祈願終了。

なんとなく、ここの空気を一緒に連れて帰れた気がして嬉しかったりします。
お守り袋がボロボロになる覚悟で、ずっとカバンにいれておこうかしら。
石があるので財布には入らないし。
そうそう、もう一つ素敵だったのが、ここの狛犬は親子狛犬。

なんだか、かわいらしい。
この成長を見守るご利益があるんだとか。
そういえば、2人目を無事に出産したトト氏。
大きく成長してくれ~♡
と、たくさんの願いを込めて、神社を後にします。
オマケ
ちなみにこの玉作湯神社の前には、宮橋と呼ばれる橋があるのですが、
この宮橋、通称恋叶い橋と呼ばれているそうで、
ここからとった写真に玉作湯神社の鳥居が写っていたら、恋が叶うんだとか。
なんだか、絶対、いつだかの女子中学生が始めたんじゃなかろうか、というお話(笑)
ほら、消しゴムに好きな人の名前を書いてばれずに使い切ったら、付き合える!みたいな?
まぁ、やったことはないのですが(笑)
でも、思い出に1枚パチリ。

う~ん、こんなんでいいのかしら?とも思いつつ。
入ったのは入ったけれど?
と思って、ちょっと調べていると、どうやらこの橋の上から撮るんだとか。
こういうところよね、私(笑)
そりゃさ?
例えば昭和の頃とかに、橋の上からデートしている相手に写真を撮ってもらって…
だったら、恋も叶うわいな!もうええ仲やないか!しかもここ温泉街だし(笑)
なんだか逸話ができた経緯が見えてきたような気もします。
何はともあれ、玉造温泉街、ご飯も神社もすんごいよかったなぁ。
またいつか、ご縁があったら呼ばれるかしら?
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