もう6月ですが、遅ればせながら5月の本の記事を書いちゃったり(笑)
毎月1冊好きな本を買ってよい!というルールなのですが、
試験が終わったら、本屋さんでの買い物も楽しくできるかしら?と思ったのに、結局は結果がわかるまで心がふわふわ。
本屋さんに陶酔して楽しみながら本を選ぶことが出来なかったので、今月は積読シリーズから選ぶことにしました。
それが、こちら。
Before the coffee gets cold by Toshikazu Kawaguchi

英語で書かれちゃっていますが、こちら、オリジナルは日本語の本。
川口俊和さんの「コーヒーが冷めないうちに」の英訳版です。

しかも何なら映画化されているんだとか。
イギリスで面白そう!と思って手に取ったのがきっかけだったのですが、その時は全くあらすじなど知らず(笑)
ある意味、ジャケ買いみたいなところでしょうか。
読んでみたらタイムトラベルの話でちょっとびっくり。
でも、そのタイムトラベルだって全然自由自在じゃなくてルールだらけなところがよかったり。
え、そんな縛りの中戻ってどうするの?みたいな。
おかげで展開が予想できずあっという間に読めちゃいました。
カフェの本が好き
バリスタをしていたからなのか、カフェやコーヒー、喫茶店なんかがメインの本はすぐ手に取る傾向にあります。
満月珈琲店の星詠みとか

今宵も喫茶ドードーのキッチンで。とか、

月曜日の抹茶カフェ

とかとか(笑)
中でも青山美智子さんの本はかなり好きで、図書館から借りてきた分も合わせるとけっこう読んだような気がします。
図書館の予約システム、様様♡
カフェがメインの本って、お店にくるお客さんの人生を垣間見る系ストーリーが多いのですが、この「コーヒーが冷めないうちに」も、どちらかというとそのジャンル。
でも、くどくないのがよかったりします。
英語で読んでるから印象が違うだけかもしれませんが(笑)
日本語も気になる
読み始めて意外だったのが、英語の本だけど、かなり読みやすいところ。
たぶん原作をそのまま訳されているので教科書みたいな英語だったりします。
わからない単語もいくつかは出てきますが、構文が入りやすいのでスイスイ読めちゃったり。
むしろ、だんだんだんだん日本語で読みたくなる始末(笑)
タイトルだって直訳すると、
「コーヒーが覚める前に」だと思うのですが、「コーヒーが冷めないうちに」という表現の方が、少しミステリアスな雰囲気が出ています。
ということで、たまたま本屋さんで見つけた時にちょっとパラパラ。
「あ~この店員さんはカジュアルな接客だったんだ~」とか発見があって面白い。
本に出てくる、seven hapinessという酒。
きっと日本酒なんだろうけど、七つの幸せ...どんな名前なんだろうと、気になっていましたが、
やっぱり日本語で吟醸酒「七幸」とみると、頭で描くイメージが違います。
著者の背景と言語は揃えて読んだ方が面白いのかも。
SFは造語も多くてまだ手を出せていないけれど、ハリーポッターも英語で読んだ方が面白いのかしら?(笑)
ちなみにこの本、6冊ぐらいシリーズ化されているんだとか。
2巻以降は日本語で読もうかな~(笑)
そして、もう6月!
今月の本はどうしようかしら?
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\今月の本はこちら(オリジナル)/
\先月の本/
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