寄り道だらけな30代の生き方奮闘記!? 

登山後は体重が2キロも増える!?運動生理学から学ぶ登山のあれこれ【六甲縦走までの道⑥】

脱・ズボライフ

つい2ヶ月ほど前、六甲全縦走大会のトレーニングの1つとして挑戦してみた六甲半縦走。

ケガもなく、無事に完走はできましたが気になったのは2日間にわたる足のムクミ

そして、出発前日より体重が2キロも増えていること!?

医学的に学んでみる

六甲半縦走を終えたあの日。

帰宅して、銭湯にいって、幼馴染のララ氏が買ってくれたドーナツを受け取るべく家によりました。

そして、私の足を見たララ氏が一言。

ララ
ララ

え、足めっちゃむくんでるやん。

そうだよね、やっぱりそうだよね。

誰がみても明らかにわかるレベルでパンパンになっています。

さっそく体重を測ってみると、62.5kg!

出発前より、2キロ以上増えているではありませんか。

そしてこのムクミと体重が元に戻るまで2~3日かかってしまいました。

ここは、ナース・キキ。やっぱり体のメカニズムはとことん気になります。

ということで、ここはがっつり登山の生理学を学ばなくっちゃ!

おすすめの本

たくさん調べていると、どうやら登山の運動生理学を学ぶにはこの1冊!ということで、さっそく図書館から取り寄せます。

借りてみてびっくり、なんと716ページもある分厚い本。

中をパラパラとめくってみると、研究結果に基づく生理学について書かれています。

海外にある山でのトレーニングや雪山でのトレーニング。

シュラフなどもかついで数泊して行うトレーニングなどは割愛して、自分に当てはまるところだけ読み進めていきます。

こうして読んでいると、私の趣味は「登山」というより「トレッキング」かしら。

なんだか登山のことばかり検索しているからか、最近のAIは私に北海道の山とヒグマの怖さを教えてくれる動画ばっかりすすめてきます。

あとは、滑落事故とかモロモロ。

ちょっと前まで、他国のロイヤルファミリーのスキャンダル動画ばっかり勧めてきてたくせに!(笑)

腎臓への負担

気を取り直して、本の話へ。

どうやら登山中・登山後の体重増加ムクミの原因はいくつかあるようです。

1つは、腎臓への負担。

そして、もう1つは脱水による抗利尿ホルモンの分泌。

ようは、身体が「水分が少ないぞ!」という信号を受け取るので、それ以上、水分を出さないようにするんだとか。

前回読んだ本で、必要な水分量を計算式で出していたし、

30分に1回、50ml程度は必ず飲むようにするという先生の教えも守っていたつもりでしたが

それでも脱水になっていた様子。

なんだかんだいって、トイレの場所とかやっぱり気にしちゃうのよね。

そして、大事なのが腎臓への負担。

いちがいに腎負担といってもこれも理由は様々な様子。

まずは、激しい運動をすることによってこれまた尿量を減らすホルモンがでるんだとか。

いやいや、脱水症状からもホルモンを出され、激しい運動をすることでもまた別のホルモンを出された腎臓はそりゃWパンチ(笑)

たしかに覚えているだけでも4リットルは飲んでいるのに、トイレに行ったのは2回だったもんなぁ。

でもこれは息切れするような運動がホルモン分泌の引き金になるため、普段通りの心拍数が保てればいいんだとか。

なんだか、日ごろのトレーニングが大事そうな雰囲気です。

他にも、筋肉が使われることによって筋組織が破壊されると出てくる有害物質

それを処理するのが腎臓ですが、次から次へと出てくるので負担になるそうな。

だって、本番はほぼ14時間歩きっぱなしだもんなぁ。

歩くだけならまだしも6つぐらいの山を登ったり下りたり。

筋肉を使うことでの腎負担は避けられそうにありません。

最後…という訳でもないですが、腎負担の原因TOP3の3番目は単にエネルギー不足

これまた糖を失うと、筋肉を分解してエネルギーを作り出すため、その過程で有害物質が出るのだとか。

ということは、あそこまで行ったらご飯を食べようというより、ある意味、こまめに食べるのも1つかもしれません。

ムクミ=脱水かと思っていましたが、やっぱり勉強って大切。

登山には登山でのムクミのメカニズムが隠されています。

目からウロコなトレーニング

そして、もう1つ驚いたのがトレーニング。

実は、夏は登山トレーニングは暑そうなので7・8・9月あたりは下界でのトレーニングに切り替えようと思っていました。

なんなら、ウォーキングと水泳。

そして、なんとこの2種目。

登山のトレーニングとしては、ほっとんど意味をなさないんだとか!(笑)※目的にもよります

あぶねぇ、あぶねぇ。

私には無意味なトレーニングを3ヶ月もやるところだった(笑)

やっぱり勉強ってとっても大事。

どうやらウォーキングでは強度が少なすぎて、登山のトレーニングとしては不向き。

水泳も持久力はつくかもしれませんが強度は同じく少なく、なんなら浮力のおかげで登山に必要な足腰のトレーニングが全く期待できないんだとか。

うん、うん。

だって、この2つを選んだ理由は「無理なく私にできそうだったから」だもの。

ようは、今の自分にとってあんまりしんどくないトレーニングを選んだだけ(笑)

そりゃ、登山のトレーニングとしては不向きといわれるのも納得です。

ポイントは7メッツ

登山のトレーニングとしての目安は7メッツの強度。

ちなみにハイキングだと6メッツ。

エアロビクスも6メッツ程度なので、7メッツで調べると「登山」と出てきます。

どうやら登山トレーニングとして一番いいのは登山なんだとか。

あぁぁぁ…この感覚は、そう、アレ。

小学生の時、公文の宿題をしてないことを隠そうとして、でもすぐさまバレて、気まずい思いをしている頃の気分です(笑)

逃げてみたけど、向き合わざる得ない、みたいな。

心拍数をあげるという意味ではジョギングはいいそうな。

・・・でも私、ジョギングは苦手なのよ!(笑)

さて、どうするこの夏のトレーニング!

意を決して山へ登るか!?それとも意を決して走ってみるか!?

…はたまた、7000円の会費を払ってジムにいってみるか!?(笑)

\今回紹介した本はこちら/

\登山初心者キキが大会完走に向けて勉強中のお話はこちら/

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