日本では助産師として働いていた私ですが、バリスタの世界に憧れ、3か国でバリスタとして約5年勤務。ヘッドバリスタを経て、店長として働くことができたコツをお伝えします。
まずは、地元のコミュニティー掲示板をみる
オーストラリアのシドニー、ニュージーランドのオークランド、イギリスのロンドン、のように大都市には必ず日本人コミュニティの掲示板が存在します。そこで、ネイル関連やジャパレス(ジャパニーズレストラン)の求人をよくみることも。
もちろん、英語力がまだそこまで上達しておらずネイティブとの会話に不安がある方は、日本人コミュニティの職場から始めることもひとつですが、当面の生活費に余裕があって、尚且つ「やりたい仕事」がある方はオススメしません。
Gumtreeといった大手地元のコミュニティー掲示板で職を探すことをお勧めします。
でも、その地元のコミュニティーの探し方がわからない。
やっぱりその土地に長く住んでいる人に効くのが一番。いくら長いからと言っても仕事を探してなさそうな年代は難しいので、20代~40代ぐらいの友人、学校の先生、知り合いを通じて知り合った人などに聞いてみましょう。
まだ、この場所にきたばっかりで誰にも聞ける人がいない‼という場合はちょっと上級編。
カフェやバーなどに行った際に、運よくお店が混んでいなくて店員さんも忙しそうにしていなかったら店員さんに効くのが一番です。
Hi,I’ve just moved aroud here and been looking for a job. Would you tell me any local community sites or how you find a job please?
もしかしたら、そのままこの店スタッフ募集してるよ!なんてことになるかもしれません。
出会いって意外にひょんなもの。
もし、その教えてもらったサイトが全部英語で書かれていてよくわからなかったら?
この場合は、やっぱり勉強あるのみです。決して英語力が足りないとは限りません。求人募集記事の書き方は決まったルールや表現があります。例えば、FOH。これはFront Of Houseの頭文字をとっていて、家の前側=ウェイターやウェイトレスを募集しているということになります。わからない箇所が専門用語なのか、英語だからなのか、きちんと見極めることがとっても大切。
そして読めなくても、定期的に目を通すようにしてください。何度も何度もいろんなお店の募集要項を見ることでその書き方、特有の言い回しに慣れていきます。
そして、街を歩きまわろう
日本でも、タウンワークやIndeedなどの求人誌に載せているお店もあれば、店頭に「スタッフ募集」と書かれた紙を貼っているお店もたくさんあります。
まずは、これから住む町をひたすらひたすら練り歩き、スタッフ募集店舗MAPを作成してください。
求人誌に載せるにはお金がかかります。そのため、大手チェーンなんかは載せることができますが、個人経営のお店はその経費を節約したいのが本音。まずは窓に貼ることから始めます。
Stuff wanted や We’re hiringの文字から始まることがほとんど。
たいていのお店は、道路に面した窓やドアに貼るので、見落とさない様にきをつけてくださいね。
忘れちゃいけないHPやSNS
SNSが主流のこの時代、ほとんどの小売店が自社ホームページやインスタグラム、ツイッターアカウントを持っています。お店のコンセプトにそぐわないため求人の紙を貼らないお店や、普段から自社を愛用してくれている人に働くことを興味をもってほしいという意味で、まずはSNSやHPに求人情報を乗せるところも多いです。
気になるお店をみつけた、働いてみたいお店をみつけた。でも、窓には何も貼られていない。
そんなときは、必ずウェブサイトを確認してみてください。
やっぱり最後は直談判
ラストはコレ!直接、店員さんにスタッフを募集していないか聞くことです。
9月にはキャシーが抜けるんだよなぁ。12月の繁忙期前に増員したい。絶対ってわけじゃないけどあと一人ぐらいスタッフがいてもいいかもなぁ。といった、お店の事情は日に日に変化します。
求人を窓に貼っていない。求人のお知らせをSNSであげていなくたって、チャンスあり。
実際に、私もこれで仕事をGETしました。
まずは、とっても愛想よく、
Is there any manegers who are in charge of hiring?
I’m just wondering if you are looking for staff.
と聞いてみましょう。
もちろん忙しい時間帯はNG。
片言英語もNGです。英語に自信がなくても大丈夫ですが、このフレーズだけは「あ、私、海外生活長いので英語は普通に使えます。」ぐらいの顔で言えるように練習しておいてください。
ちなみに答えが
0%チャンス…I’m afraid. We don’t.
(ごめんなさいね、募集していないの)
50%チャンス…Oh,I’ll grab our maneger for you.
(マネージャー呼んできますね)
100%チャンス…Actually,We do now. Do you have your CV now?
(実は募集しているのよ。履歴書はある?)
諦められないならメールを送ろう
マネージャーやオーナーと話せなかった場合は、まだ可能性がないわけではありません。
最後の砦として、履歴書、もしくは簡単な自己紹介をオーナーに送りましょう。
SNSしかない場合はダイレクトメールで。ホームページがある場合はContact(お問い合わせ)から。
どんなお店も、意欲がある人と働きたいと思うもの。ただし難関度でいうと、ビジネス的なきちんとした文面を送る必要があり、さらに話すよりは意欲が伝わり辛いもの。経歴がそうとうオーナーの興味をそそらなければ返ってこないこともほとんどです。
もし直談判した際に、マネージャー、もしくはオーナーがいないと言われた場合は、必ず採用担当者の勤務日もしくはアドレスや電話番号を聞いておきましょう。
どうしても働いてみたい仕事なのであれば、1度や2度で諦めてはいけません。
ちなみに私も店長として働いたカフェとの始まりは、「オーナーと話したいです」と、店員さんにかけあったことが始まりでした。ちょうどその日の朝に、シフトをドタキャンしてもう来なくなってしまった人がいたのだとか。私がカフェにいったのが午後。タイミングってボタンの掛け違いのように起こるんだなぁと心の底から思いました。
相手に迷惑がかかるぐらいしつこいのはダメですが、意欲をみせるのはとっても大切。
「求人がない」ぐらいで諦めずに、まずは直接話す機会を作ってみてくださいね。
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