寄り道だらけな30代の生き方奮闘記 

【ワーホリ】失敗しないトライアル!海外で面接に受かったらやること【3選】

外国での暮らし

海外で就きたい仕事を探し、なんとか面接にこぎつけられて、いい印象をもってもらえると必ずといっていいほどトライアル(1時間から3時間程度のお試し就労)があります。
このトライアルで英語力や、人なり、スキルなどの実践能力を判断され、このトライアルに合格することで正式に試験採用(日本でいう研修期間)となります。

日本と違い、研修期間と本採用で給料が変わることがありませんが、約3か月(国によって様々です)は、解雇通知なしに即日解雇できる期間ですので、あぐらはかいていられない(笑)
でも、まずは何よりトライアルの合格が必要です!

元店長のキキ
元店長のキキ

カフェレストランバーでの仕事を希望している人にピッタリのコツをお伝えします。



海外でバリスタ歴5年以上。外国での仕事探しのコツはコチラ.*↓

必勝法①メニューを覚える

残念ながら、ネイティブ並みの英語力を備えて移住していない限り、英語力はハンデになります。
オーストラリアやニュージーランドなど移民の多い国、もしくはイギリスやカナダ、ヨーロッパの中でも大都市を選び比較的多国籍な都市なら、競争相手は私たちと同じように英語を第2言語とする人が多いですが、少し離れた都市だと競争相手はネイティブスピーカー。
引け目を感じる必要はないですが、ハンデはハンデ。

印象をよくするコツは、まず、なるべくメニューやサービスを覚えましょう。
面接とトライアルまでに数日開いているのであれば、メニューの写真を撮る、もしくは1つ借りるぐらいの心意気を、もしくはウェブサイトでメニューを確認するのも一つです。
オーナー、もしくはマネージャーにさりげないアピールとして、

May I take the photo of the menu to be familier with it?
(メニューになれるために、写真を撮っていいですか?)

なんて確認するのも、積極性がみられて◎

お店の規模にもよりますが、全部覚えるのは無理があります。ただし、読めない英語がないか意味がわからない単語はないか、それぐらいの確認は必ず当日までにしておきましょう。

必勝法②国民性を逆手にとろう!

○○人はユーモアにあふれる、○○人はプライドが高い、など世界でなんとなく共通の国民性のイメージというものはつきものです。それは決して差別ではなく、文化の違い、背景の違い。
日本人のイメージは、丁寧・繊細・勤勉!
そのおかげで家が借りやすかったり、仕事が見つかりやすかったりすることもあります。
(とはいえ、もちろんマイナスのイメージもありますよ!一長一短といったところかな。)

トライアルではこのイメージを逆手にとることで、より印象よく見せることができます。
例えば、導線。コーヒーやプレートなどを配膳した後にそのままカウンターまで帰ってくるのはNG。必ず空いたグラスやお皿の1つや2つは持って帰ってきましょう。
そして、掃除。もしお客さんとお客さんの間に空いた時間があれば、拭き掃除などを積極的にしていきましょう。お客さんが帰ったあとのテーブルは、自分が一番最初に行くぐらいの勢いで。

私が店長を務めていたカフェで、トライアルのときに導線がよく、掃除まで目が届く子がいたら、ほぼ採用をオーナーへプッシュしますが、

必勝法③ニックネーム

トライアルでも、一緒にシフトに入る同僚には「Hi,I’m Kiki.Nice to meet you.」ぐらいの挨拶はどんどん自分からしていきたいもの。
もちろんマネージャーや、オーナーの目によく映ることも大切ですが、採用を独断と偏見で決めることはほとんどありません。同じシフトに入っている他のスタッフに、「キキはどう思う?」「コミュニケーションは問題ない?」など、こっそり確認することがほとんどです。

その仕事をどれだけほしいかにもよりますが、ここで働きたいという思いがあるならば、愛想は振りまきすぎるぐらい振りまいてください(笑)
中でも名前はとっても大切。日本人の名前は外国人にとってそこまで難しい発音ではないですが、あおいみたいに母音が続く名前や、しゅんすけけいすけみたいに○○すけがつく名前は聞き取りにくく、覚えにくく、発音しにくそうにしていることがよくあります。
もちろん、日本の映画やアニメが好き、日本の友達がいる、だったり、その人の第一言語にも近い発音の単語がある、とかだと別ですが、これは本当に人によります。

中国人や韓国人はよくENGLISH NAMEを持っているので自分で好きな名前をつけるのもいいですが、いきなりミランダジェイソンなんて名乗りだすのはこっぱずかしいときも(笑)
そんなときは、自分の名前から少しもじったニックネームをつけるのも1つです。
私のキキもその一つ。キキというニックネームに出会うまでは、ハナと名乗っていました(笑)
ハナやリサ、サラなどは日本にもあり、外国にもある名前なので照れずに名乗りやすかったりもします。

まずは本名で名乗ってみて、もし相手が呼びにくそうにしてたら「Call me,○○」と言い直すのでもOK。
採用に関わるわけではありませんが、名前が覚えやすいと、親しみやすい。親しみやすいと、やっぱりそれだけ印象も良くなり、一緒に働いてもいいかな⁉という感想を持ってもらえます。

日本ではマイナス評価、でも海外では大丈夫!

意外に外国ではマイナスにならないのが「メモ」
私は絶対覚えられないのでトライアルのときから教えてもらったことはメモを取っていましたが、「あなたウェイトレスみたいね。」と驚かれたこともあります。
マネージャーとして新人さんに教える側になったことも何度もありますが、ほとんどの人はメモを取りません(笑)

日本はどちらかというと「メモを取って、わからないことは何度も聞いてはいけない。」という空気ですが、どちらかというと「とりあえず見て、実施しながら覚えて。わからないことは何度もきいてね。」というところがあります。

習うより、慣れろ

でも、聞くというのは相手の時間も労力も取ること。すぐに覚える自信がない!という人は、必ず取っておいた方が印象としては良いです。

去り際の素敵な一言

忘れもしない、小柄でとってもかわいらしいイタリア人のヴァル。
彼女はトライアルの最後、お店をでるときに

Thank you for giving me a chance.
と笑顔で挨拶して帰っていきました。

面接もトライアルも、相手にとっては忙しい中、時間をとって検討・指導してくれています。
Thank you for making a time for me.


など相手の労力・時間への感謝の気持ちも忘れず伝えれると、素敵な人だな、という思いが溢れます。
採用する側も人間。国籍が違っても、言語が違ってもそこは同じです。

トライアルのときに借りたエプロンはどこに置くのか、もし無料で軽食やコーヒーなど頂いていたらお皿はきちんと片づける、他のスタッフにお礼をいう、など最後まで配慮してお店をでることがとっても大切です。

No worries, you can do it!

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