寄り道だらけな30代の生き方奮闘記 

【作り置きレシピ】イギリスのサンデーローストに学ぶ!美味しい野菜ローストのコツ

外国での暮らし

イギリスには日曜日の習慣「サンデーロースト」というものがあります。
ローストというからにはメインはお肉ですが、それと同じぐらい大切なのがジャガイモをはじめとするニンジンや芽キャベツ、ビーツなどの野菜のロースト
庭に生えてるローズマリーを摘んで、オーブンでオリーブオイルと共にカリカリに焼き上げる野菜の甘みは絶品で、野菜嫌いでもどんどん食べれてしまうほどです。

サンデーローストって?

サンデーローストと名前はついていますが、もちろん日曜日以外に食べてもOK(笑) ちょっとしたイベントやクリスマス(クリスマスだとクリスマスローストと名前がつくこともありますが)に食べることだってあります。
”サンデー(日曜日)”の理由は「家族で教会にいった帰りに食べるランチの習慣」「日曜日は家族が集まりやすくゆっくりお家で食べるから」など諸説はあるものの、日曜日にロースト料理を食べる習慣があることから「サンデーロースト」という名前がついています。

一般的にサンデーローストといえば、牛・鶏・ラムなどの何らかのお肉や野菜をローストしたものに、ヨークシャープディング、そしてグレイビーソースがかかってることが一般的です。
あとは家庭やお店によってマッシュポテトがのっていたり、それぞれ。

ちなみにイギリスのパブ(日本でいう居酒屋のような店)では、日曜日のランチ時のみサンデーローストをメニューとして置いているお店もたくさんあります。

むしろ本当に毎週食べている家族は珍しいかもしれませんが(笑)、それでもれっきとしたイギリスの伝統料理で、老若男女問わず愛されています。

こちらは料理上手な私の友人、リンジーが作ってくれたサンデーロースト。
お皿右上のパフのような食べ物がヨークシャープディングとよばれるもので、小麦ベースの生地を油をひいて更にアツアツに熱したマフィントレーに流し込み高温で一気に焼きあげることでサクっと食感の軽いパンのような、でも中はもちっとしたクレープのようなものが出来上がります。
彼女が作るヨークシャープディングは絶品で何度も何度もおねだりしました(笑)

でも、今日の主役は野菜ロースト(笑)
そして、私は残念ながらヨークシャープディングは作ったことがありません。今度イギリスにいったら一緒に作らせてもらおうっと♪

ローズマリーはかかせない!?

サンデーローストは家庭料理でもあるのでもちろんレシピはいろいろですが、ほとんどの家庭でローズマリーが使われます。
テラスに育っている(むしろ伸び放題な)ローズマリーを見ながら久しぶりにそんなことを思い出して、作りたくなったのでまずは収穫、収穫♪

ハサミで植木鉢からはみでてる枝を4本ほど切っていきます。
初夏になってクモが増えたので、クモの巣の一部として使われがちなローズマリー(笑)
ハサミで切ったらクモがアワアワとしておりました。大丈夫!君の仕事は早くて丁寧だから、またどこかで作ってね(笑)

そしてララ家産玉ねぎ!

何だか野菜ローストの気分になったのはローズマリーだけでなく、目の前に住む幼馴染ララ氏が「実家で採れた玉ねぎいる~?」とお裾分けしてくれたのもあります。

ララ氏の母が家庭菜園で作ってくれた立派な玉ねぎ。なんだか潜水艦みたいでカワイイ(笑)
これも美味しく焼き上げていきます。

美味しさの決め手はジャガイモ!

野菜ローストの中でも、外はカリカリ、中はホクホクのジャガイモのクオリティはとっても大切。
このクオリティを保つには、まずは軽く下茹でをして、小麦ををまぶしてからローストするのがコツだそう。イギリス人直伝です。

また私のズボラかげんがばれてしまうと思うのですが、若干ゆですぎてしまいました(笑)
ホクホク感がほしくて男爵にしたのがダメだったかなぁ(笑)煮崩れしにくいメークインにしたらよかった。
あと、8から10分と教えてもらったのですが、よく考えたら、今日はちょっと小さく切りすぎたんだった!
やっぱりお料理は、大事なところは手を抜かずしっかり確認することが大切です。
なんせ、実はタイマーもかけ忘れちゃったもんなぁ。Siriに話しかけるだけでタイマーになるのに、それすらも面倒くさがっちゃって、これはズボラの末期だな(笑)

「これはなんて画期的なんだ!」と思って感動した時のお話.*↓

野菜はなんだっていい。

今日の野菜はこんな感じ。実はブロッコリーではなくズッキーニをいれようと思ったのですが、まさかのセールでブロッコリーが1株99円。少し小さめだけど一人暮らしにはもってこいの大きさで、ブロッコリーをいれることに。

その他にも、カリフラワーレンコンアスパラガスパプリカなどをいれても美味しいです。海外在住なら断然スイートポテト!あのオレンジの、日本のとはまた甘さがちがうお芋はローストにもってこいの食材です。

いつもは全て乱切りにするのですが、今日はニンジンは縦切り、カボチャはスライスしたものを焼いていくことにしました。


まずは全ての材料を耐熱皿にいれて、オリーブオイル、ローズマリー、塩コショウを軽く振って準備完了。

220℃で30分
薄くスライスしたかぼちゃは焦げやすいので、一旦30分経ったところで取り出し、上にカボチャをのせてまたオーブンに戻します。

さらに、220℃で13分

部屋中に美味しそうな匂いがたちこめます。
待ちわびた、「ピーッ!ピーッ!ピーッ!」という音。

じゃじゃーん!!

やっぱりちょっとジャガイモは茹ですぎたけれどもとっても美味しそうなローストができあがりました♪

作り置きやアレンジに最適!

この野菜ロースト、それこそステーキやハンバーグなどの付け合わせに合うのはもちろんですが、私のオススメは大量に作ってスープカレーグラタンなどにアレンジ!

今夜のアレンジ料理は、コチラ♪

①野菜ローストのポトフ
お鍋でベーコンを炒め、火が通ったらローストした野菜を投入。ローストする時の塩コショウに加え、野菜そのものの甘みがでているのでほとんど追加の調味料はいりませんが、薄いようであればコンソメ塩コショウで整えていきます。

②野菜ローストの底に残ったオイルでペペロンチーノ
ローストを終えた耐熱皿には野菜のうまみや栄養が溶けだしたオリーブオイルが残ります。それをペペロンチーノに活用するだけ(笑) もちろん、オムライスでも、ドリアでも活用方法はなんでもいいのですが、いつもより甘くて美味しい一品になります。

なかなか一人暮らしでサンデーローストまでは作れないけど、野菜ローストはアレンジもきいたり冷凍もできるので、時間がある時に作ります。
今度はシェパード・パイでも挑戦しようかなぁ♪

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