寄り道だらけな30代の生き方奮闘記 

【肌断食】迷ったらとりあえずコレ!洗顔剤や美容液いらず。乾燥肌に効果のあるせっけん【2選】

外国での暮らし

朝は水だけで洗顔、夜は石けんとぬるま湯での洗顔。
化粧水、乳液、美容液はもちろんのこと、メイク道具もお湯で落ちるものしか買わないため、洗顔剤やクレンジングも使用しません。

いわゆる肌断食のような生活を送っていて、少し肌荒れが気になるときはNIVEAなどのクリームをぬったり、ごわつきが気になるときはクレイパックを使用したりします。

乾燥肌でも、最小限のケアで済んでいるのはこの石けんのおかげかもしれません。

スキンケアを教えてくれた3人

1人目は母。母の影響もあり、思春期から実家に住んでいた大学生になっても、朝は水だけで洗顔、夜だけ母が使用していた生協の香料や鉱物油、防腐剤、着色料を含んでいない洗顔フォームを使用していました。 特にニキビに悩まされることもなく、同級生からも「キキの肌はきれい」と言われるように。自分では実感していませんでしたが、羨ましがられる肌で過ごしてきました。

2人目は70代後半のおばあちゃん。大学で行う看護実習で出会ったおばあちゃんは、驚くぐらいモチモチの肌をお持ちで思わずスキンケアの方法を聞いたら米ぬかで洗っているとのこと。
この時に、自然素材って肌にいいのかな、と思うようになりました。

最後3人目は、昔からの友人。ニキビで悩む彼女は当時有名な皮膚科に通っていて、そこで「過剰な美容液で肌の自己再生能力が落ちている」と言われたとのことでした。思い返せば、小さい頃からお母さんの目を盗んでは、ちょっと高い美容液をぬりたくっていたとのこと。 なんとも可愛らしい思い出ですが、美容液には年齢にあった美容液というものがあり、まだまだ自己再生能力やターンオーバーが活発だった時期から濃厚なクリームを塗ることで、肌そのものがもつ機能を低下させてしまい、肌荒れを起こしやすくなってしまったとのこと。彼女は、医師の指導の下、ゆっくりゆっくり肌の自己再生能力を呼び起こす習慣を取り入れていました。

そんな3人との出会いが、私にとってのスキンケア3ポリシー「つけすぎない」「落としすぎない」「なるべく自然素材を使用する」を作り上げてくれた気がします。

その1:オリーブ石鹸

自然派石けんに行きついて、まず試してみたのがオリーブ石鹸でした。
オリーブ石鹸といってもたくさんの種類がありますが、私が使用したことがあるのは【アレッポの石鹸(ノーマル)】【サボン・ド・マルセイユのオリーブ】です。

とにかく、身体だけでなくこの石けんで洗顔をしてもつっぱらない!しっとりしてる!粉がふかない!痛痒くならない!というのが感想でした。昔、某会社の洗顔固形ソープで顔を洗ったとき、洗いあがりにバイーンとまるで音を肌が感じているぐらいつっぱったことを思うと、やっぱり私の肌にはあっているんだなぁと実感しました。

オリーブ石鹸に含まれている「オレイン酸」のおかげで
・皮脂にも40%含まれているため肌馴染みが良く、余計な皮脂を落とさない
・皮脂を柔らかくし、毛穴につまったニキビのもととなりそうな汚れはきちんと落としてくれる
・肌に潤いを与える脂肪酸の1つでもあるため、洗顔後もつっぱらず柔らか
といった効果があります。

デメリットは泡立ちが悪いこと(笑) よくコマーシャルでみるようなふわふわの泡は生まれません。
私は100%綿で出来たタオルを使用して洗っていますが(顔も身体もそのタオルで優しくクルクル)、より乾燥肌や敏感肌の方は洗顔ネットを使って少しでも泡立てることで肌への摩擦を最小限にした方が効果的かもしれません。

同じオリーブ石鹸をとっても、オリーブの含有量やオリーブオイル以外の成分の含有量は様々。
肌質と相談して、また成分表を必ず確認して購入することをおすすめします。

その2:ECO STORE

ニュージーランド生まれのエコストアという会社。私も初めて知ったのは、敏感肌でちょっとでも大手企業の洗濯用洗剤を使うと瞬く間に湿疹がでてしまう友人がお家で使っていたのをきっかけに知りました。
日本にいるときは、アトピー体質で悩んでいたけれど、ニュージーランドに移住して当時10年以上たっていた彼女は、なるべく自然に近い素材や製品の中で済むようになり、ステロイドなしで生活できるようになっていました。

私はステロイド剤が必要なほど敏感肌やアレルギー体質ではないものの、生理用ナプキンを使用すると2日もすれば接触している部分に湿疹がでるぐらい弱い肌質をしています。

そんな彼女が使っていたのは、洗濯用洗剤、食器用洗剤、そして固形石鹸です。
私も物は試しと、固形石鹸を使用してみました。

驚くほどツルスベに!というわけではないですが、なんせ、ツッパらない!!
余計な皮脂を落としている感覚がなく、シャワー後も化粧水や乳液などを塗らなくても、肌がガサガサに、という感覚がありません。
ありがたいことにエコストアは世界中のドラッグストアで売っているほど。海外生活では、ニュージーランドを初め、オーストラリア、イギリスでも基本的にはずっとエコストアの商品を使っていました。

オーストラリアでは、湿度も気温も高い真ん中より北に位置するサンシャインコーストというエリアに住んでいましたが、もちろん汗をかいたあとのさっぱり感はしっかり得られ、また皮脂が落としきれずに肌がごわつくということことも気になりません。

イギリスではこれまた半分より北に位置するヨークというエリアに住んでいて、オセアニア地方に比べるともちろん冬が長く乾燥している地域ですが、肌が粉をふく、ということはありませんでした。
(一度だけ、イギリスからフィンランドに飛んでいきマイナスの世界で滞在したときは、さすがに初日に粉をふきましたが(笑)、普段の石けん+E45というクリームで残りの数週間は問題なく過ごせました。)

海外での万能クリームE45のお話はコチラ.*↓

ラインナップ

日本のオンラインショップで購入できるのはコチラの4種類。特別に輸入しているショップは別かもしれませんが、自然素材などを取り扱うお店でも主にこの4種類しかみかけません。
この中でのオススメはレモングラスピンクグレープフルーツ。特に、製品によってものすごく使い心地が変わるわけではないのですが、香りの変化を楽しむために主にこの2つを買っていました。
ココナッツはココナッツミルクの甘い香りが苦手じゃない方にはオススメ。私も、秋から冬、冬から春にはココナッツを選ぶことが多いです。

もしどちらか1個と言われるなら(といいながら、いつも2種類かってしまうのですが!笑)、レモングラスを選びます。
レモングラスの殺菌作用と爽やかな柑橘系の香りでリフレッシュすることができ、一石二鳥なお得感を楽しんでいます。

ちなみに、本場ニュージーランドのラインナップはこちら。
魅力的なのは、日本よりはるかに多いラインナップと、マヌカハニー(NZで採れるはちみつの種類)やコファイ(NZの国花)といった、現地のモノを使用した製品が多いことです。


この中でのおすすめは断然、MANUKA HONEY&KELP SOAP(マヌカハニー&ケルプソープ)!!!

マヌカハニーは、ハチミツの中で群を抜いてお値段が高い高級はちみつですが、その効能はもはや薬そのもの。炎症&免疫向上にはマヌカハニー。お家に1本マヌカハニー。スプーンで1日1杯マヌカハニー。と言われているぐらいです。
私のオーストラリアの友人Kateも、彼女はアマチュアミュージカル団体に所属していますが公演前には必ずマヌカハニーを舐めて、ミントティーを飲んで、という習慣を徹底していました。

そんなマヌカハニーと肌をしっとりさせる効果のある昆布の一種ケルプを使用した石けんはこころなしか一番肌荒れを防いでくれる気がして、2回連続この石けん、3回に1回気分転換に違う香りの石けんとローテーションで使っていました。帰国の際は、とりあえず4つ買ってかえるほど。本当はもっと持って帰りたかったけど、他の国で売ってないなんて知らなかった‼バックパックがパンパンだったのもありますが(笑)

ちなみに、このマヌカハニー配合の石けん。日本でのラインナップでは、ジャスミンが配合されているリキッドタイプだと販売があります。

固形?液体?

これは個人の好みにもよりますが、私は固形石鹸派です。
液体タイプだと過剰につけ過ぎてしまったり、またきちんと洗い流しきれず肌に残ってしまうことが多いとも言われており、赤ちゃんの沐浴の場でも、乾燥が強くでてしまうお子さんにはまず液体から固形に変えてみることをすすめています。
もし乾燥肌でお悩みの方は、今使っているボディソープを何かしらの固形石けんに変えるだけでも変わるかもしれません。

もう一つ固形石鹸の理由は、機内持ち込みでいけるから(笑) 
液体だと、国際線の際にスーツケースなどの預け荷物にいれるか、100ml以内のボトルに移し替えてジップロックにいれることで機内持ち込みができますが、固形だとその心配なく機内持ち込みの荷物にいれられます。 石けんなんて飛行機で使わないんだからスーツケースでいいじゃん!という話ですが(笑)、機内持ち込み荷物だけで4ヵ国周ってしまうキキにとって、液体の量は死活問題!ジップロックに入れなければいけない液体が少なければ少ないほど、助かります。

日本でも、外国でも!

日本を含めて、4ヵ国に住んだ経験のある私がすすめる2つの石けん。
ほとんどの国で購入可能で、どんな地域の気候や条件でもお肌の自己再生能力を最大限に引き出してくれる石けんです。

日本に住んでいるときは、主にオリーブ石鹸を使っていますが、時々気分を変えたいときはECO STOREの製品を買ったり、ふるさと納税で地産地消の自然派石けんを試してみることもあります。

外国に住んでいるときは、主にECO STOREの製品ですが、フランス旅行にいくとマルセイユの石けんを買って帰ったり、モロッコやエジプトでアルガンオイルの石けんを買ったりすることもあります。

時にお値段と相談したり、時に他の香りを楽しむこともありますが、肌に優しい石けんを選ぶことで、過度な負担を与え、またそれを補うために、たくさんのクリームを塗ることがないように心がけています。

ただし、肌質は千差万別!
良い商品でも100人全員にあうわけではないので、どんな石けんや保湿クリームも初めての商品はまずは1つだけ買って、試してみてくださいね.*



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