寄り道だらけな30代の生き方奮闘記 

京都のモーニングは”ぶぶ漬け”!?老舗の漬物屋さんで頂く和朝食御膳【京都】

お出かけ

先日のびわ湖バレイにて。

アスレチックでたっぷり遊び、カレーパンまで食べて満喫した私たちは、そのまま休日を最後まで楽しむべく京都の小料理屋で晩ごはんを頂くことにしました。

家から歩いて行ける、住宅街にある小料理屋。

PREMIUMi居酒屋のような位置づけでメニューひとつひとつも1000円前後といいお値段がするので、数か月に1回行くのが楽しみだったりもします。

カウンターと4人掛けのテーブルがあるのみのお店。

そろそろ〆ようかというときに、お店の大将と京都弁で盛り上がりました。

有名な”ぶぶ漬け”

きっかけは「おまく」

これはのことを表しますが、京都で生まれ育った私も知らない言葉でした。

大将は今でも子どもたちに使っているんだとか。

なんだかほっこりする家庭像が浮かび上がります。

そこから、手ぬぐいを表す「てんてん」

…後は何の単語が出てきたっけ?

太陽の下で遊んだ体に、ハイボールが効いて、楽しい会話をしたこと以外は覚えていません(笑)

それでも、京言葉で一番有名なのは「ぶぶ」(お茶)だよね~、という話で終わりました。

ちなみに、京都で「ぶぶ漬け(お茶漬け)食べますか?」と聞かれると「(あなたにはお茶漬けのようなものしか出せません、)早く帰ってくださいね?」という意味になり、いかに京都の人がイケズ(いじわる)かを象徴するエピソードが有名です。

でも、実際は「お茶漬けのようなものでよければ作れますよ!」という、手の込んだものを提案しないことにより、気を遣わずにご飯を呼ばれてくださいね、という京都の人の優しさだったり、「あとお茶漬け1杯ぐらいの時間、もう少しあなたと一緒にお話ししていたいです。」という意味だったりするのだとか。

…ほんまかいな‼(笑)

何だかどれも後だしエピソードに聞こえますが、実際、京都に住んでいる私は言ったことも、言われたこともありません。

時代は令和。

コンビニLINEもあるもんね(笑)

でも食べたくなる

ぶぶ漬けの真相は迷宮入りしていても、食べ物に関してはと~~~~っても影響されやすい私(笑)

ぶぶ漬けはしっかり脳裏に焼き付いて、翌朝無性に食べたくなりました。

しかも、永谷園などの美味しい素に頼るのではなく、もちろん自分で出汁から作るわけでもなく、

京都の老舗の漬物屋さんがだす、漬け物御膳のようなぶぶ漬け

こうなったら、もうぶぶ漬けの口。

ネットでちょちょいと探します。

休日であること、アクセスがよいこと、そして今(朝)食べたいことを考えて選んだのは、

京のお漬けもん処「近為(きんため)」

きんため御膳は要予約ということなので早速電話をかけてみます。

今日でしたら11時半からか13時でしたら大丈夫です、とのことなので、早速11時半の枠で予約をお願いします。

…大規模電波障害が起きる前でよかった!

インフラの遮断は本当に日々のありがたみを考えさせられます。

身支度したら、もういい時間。

ぶぶ漬け目指して、猛暑の中を出発します。

老舗のお漬物や「近為」

店構えからして老舗の雰囲気が漂ってくる近為。

さっそくのれんをくぐって、重みのある引き戸をひいて店内にはいります。

「おこしやす」と笑顔で声をかけられ奥のお座敷へ。

今日は、西京焼きのお魚がサワラかサケか選べるとのこと。迷った末に、サケを頂くことにしました。

今日のメニューはこんな感じ。手書きの暖かみにほっこりします。

そして、ほどなくして白みそのおつゆが運ばれてきました。

今日のお雑煮は白みそなので、小さい頃から親しみのある甘くて美味しい白みそ。

「お雑煮が透明なことがあるんだ!」と知ったのは確か大学生の頃です。

世間を知るってとっても大事(笑)

上のカラシを崩して、お餅と一緒に頂きます。

もちろんカラシだって美味しいものを使っているだろうけど、カラシと白みそってこんなに合うんだ!と大発見できました。

少し筋肉痛を感じる身体に染みわたります。

食べ終えた頃に、御膳とお魚が運ばれてきました。

まずは長いものお漬物をパク。

…なんで漬物屋さんとお漬物ってこんなに美味しいんでしょう‼

なすやうりの漬物はそのままでも美味しいですが、添えられたごま醤油をちょっとつけても美味しい!

一番美味しいのはしそのお漬物と、京の華とよばれる壬生菜のお漬物でした。

あと、ちりめん山椒がごはんのペースを上げる、上げる(笑)

ご飯はおかわり自由なので、1杯目は普通に、2杯目は急須で頂いた番茶をいれで、待ちに待った「ぶぶ漬け」を堪能します。

ぶぶ漬けに一番あったのは何を隠そう、鮭の西京焼き

しつこくない、ちょうどいい引き際の美味しさが楽しめる西京焼きが番茶に負けず、サラサラと流し込むのにとってもいい味をだしていました。

普通の鮭茶漬けよりも断然美味しくてちょっと感動したほど。

お魚付きとお魚無しで550円違うので少し迷いましたが、お魚付きにして正解でした。

少し店内をぶらりとして、お店をあとにします。

京都でぶぶ漬けモーニングは初めてでしたが、クロワッサンとコーヒーとは違うよさがあって大満足!

今度は、清水寺あたりのお漬け物屋さんにも行ってみようかな~♪

京つけもの処 近為 | 京漬物・千枚漬・創作漬物
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