寄り道だらけな30代の生き方奮闘記!? 

ウミガメ遭遇率100%!?でも海の怖さと偉大さを思い知る【奄美大島】

お出かけ

沖縄・奄美群島に台風が来る少し前のこと。

ずっとずっといってみたかった奄美大島にようやくいくことができました。

京都から一番近い伊丹空港から飛行機で1時間ちょい。

どうして奄美大島に惹かれるようになったのかはあんまり覚えていません。

スピリチュアルなタイプではないけれど、「呼ばれた」のかしら。

これっ!という目的があるわけではなかったですが、

旅の目的はパッションフルーツに鶏飯、そして今回最大の目的はウミガメ!?

友人のおかげ

偶然、一足先に奄美大島に遊びに行った友人からLINEが入りました。

ウミガメと泳いだよ~♡

え!?

え!?

えぇぇぇぇぇ!?

ウミガメと泳げるの!?

この時期に!?

なんだかネットで調べた時は秋から春ぐらいにかけて…って書いてあったので、

ウミガメとシュノーケルなんて予定表にいれていなかったのですが、どうやら奄美大島では夏でも会えるんだとか。

さっそく、友人とおなじツアー会社ON SHOREさんで申込みをします。

でも、自然体験って運に左右されるから、あんまり期待せずにいかなくっちゃ!

舐めたらあかん海

今回の奄美旅行で泊まっていたお宿はMIRU AMAMI

ホテルというよりヴィラのような宿泊先です。

チェックインした後は、プライベートビーチで遊んでみることに。

すると…

魚がいるぅぅぅ!?!?!

サンゴ礁広がる…というわけではないですが、生きているサンゴもたくさんいるので、

水族館で見るような魚たちがたくさん泳いでいます。

一緒にいった友人が持ってきてくれたシュノーケルをかわりばんこで使っていたのですが、

交代するたびに見せたい魚がどっかにいっちゃっているので、もどかしい!(笑)

ゆるミニマリストでモノを増やしたくない私が珍しく、近くのお店でシュノーケルを買っちゃうことにしました。

海の素敵さ、舐めていたな。

私にとっての海は小学生の頃によく言った母の故郷、京丹後の海か(といってもクラゲ多し)

大学生頃になったら友人と行く琵琶湖(といっても藻多し)なんだもの(笑)

確かにオーストラリアには住んでいたけれど、どちらかというとサーフィンの大会で有名になるようなビーチ沿い。

波のせり上がり度は半端なくて、浮き輪でゆったりというより、思いっきり打ち付けられる感じです。

それはそれで楽しいんだけれども(笑)

そしてもう1つ。

魚をおってスイスイ泳いでいると、気づいたら足のつかないところにいた!

ということが何度かありました。

人間って弱いのよ。

足が着くと思っているのに、着かないとわかっただけで急にパニックになります。

ライフジャケットはヴィラで借りれたので、きちんと装着してから遊ぶことにしました。

登山もですが、自然を目の前にして人間はやっぱり無力なようです。

海、舐めたらあかん!

そして翌日

いよいよ、今日はシュノーケルの日。

予約時間は12時だったので、朝からビーチで遊ぶことにしました。

ライフジャケットを借りて、フィンまで借りて準備していると、

スタッフの方が、

「さっき、ウミガメおったよ~」

…ん?

ウミガメ?

えぇぇぇぇ!?普通におるのっ!?

どうやら潮の流れがゆっくりなこのビーチは満潮になるとウミガメが泳ぎにくるんだとか。

しかも、水の透明度が高いので上から見えちゃうんだとか。

さっそく、ウミガメに会いに潜ります。

とはいえ、実際もぐってみると広い海。

なかなかウミガメに遭遇できません。

驚かせないように、フィンをつかってゆっくりゆっくり泳いでいると

ウミガメェェェェェェ!!!!

シュノーケルゴーグルで狭くなった視界の右端にウミガメが!

でも、さささっと泳いでしまったのであまりゆっくりは鑑賞できず。

10秒ぐらいは眺めていられたでしょうか。

もっと見たかったので体感としては2秒ぐらいだったけど(笑)

そして、いよいよツアーの時間。

準備運動もできたし、胸に期待を膨らませて出発します。

気分はアリエル!?

アドバンスコースを申し込んでいたのもあって、本日向かう先は水深がけっこう深い崖のコースを行くんだとか。

実は1日目はあいにくの雨だったのですが、それなりに海の透明度は高いようです。

…というより、京都在住の私からしたら今までに見たことないような透明度よ(笑)

さっそくガイドさんについてもぐっていくと…

深さがあるおかげでそれはもういろんな魚がいます。

カクレクマノミとかの熱帯魚だけでなくって、あのなんていうか、食べれそうなお魚たちまで(笑)

あんまり詳しくないので、これ!と特定できるわけではないんだけど。

ロープが浮いてる?って思ったらウミヘビだったり、

すんごいでかい魚!とおもったら、ロウニンアジという魚だったり。

ちょっとした幼稚園児ぐらいはあったんじゃないだろうか、あのロウニンアジちゃん(笑)

ガイドさん曰く、ウミガメより珍しいと言っていました。

ただ、お目当てのウミガメさんにはなかなか会えず。

まぁ、仕方ないか~

なんて思っていると、ガイドさんが崖の方に指をさしています。

いたぁぁぁぁぁぁ!!!

私たちのちょっと前を優雅に優雅に泳いでいます。

たぶん2分ぐらいは一緒に泳いだんじゃなかろうか。

ガイドさん曰く、ウミガメは肺呼吸なので水面に数分に1回水面にあがってくるんだとか。

そのタイミングだともっと近くで一緒に泳げたのですが、このカメさんは上がってくる前に私たちのコースから離れたところを泳いでいきました。

帰りもまた違うウミガメと、なんとまたしてもロウニンアジにも遭遇(笑)

ウミガメもそれなりの大きさがあるので、なんだか2匹のコンビネーションに圧倒されつつツアーは終了。

海って偉大だなぁ。

なによりもそんな息をのむような景色をみたあとに帰ってくる砂浜と、砂浜に近い岩場はゴミだらけ。

本当に残念な気持ちになります。

山もだけど、ごみとの付き合い方は真摯に受け止めなくっちゃなぁ。

ラストチャンス

そして最終日。

飛行機がお昼間の便なので、10時にはチェックアウトなのですがギリギリまでウミガメを探すことにしました。

朝ごはんを7時に食べて、

8時から潜って、

9時にはタイムアップ。

残された時間は1時間です。

…というより、この時期は満潮が朝だったこともあり、朝早くから行動していたので全然リゾートしてないや(笑)

ただし、少し残念なのが朝方スコールのような雨が降っていたこともあり、海の透明度が下がっています。

波もあるし、ウミガメと会うには難しいかもしれません。

まずは昨日と同じ場所まで向かいます。

この可愛らしいお魚さんたちとも今日でお別れ。

あっという間に9時になろうとしていたので、少し迂回しながら浜辺に変えることにしました。

すると、一緒に泳いでいた友人から

「ウミガメ!!!2匹!!!

という声が。

あまりバシャバシャしないようにそちらに向かってみますが、どうやらまたしてもササっと泳いでしまったよう。

やっぱり昨日、あれだけ一緒に泳げたのは珍しいんだね~。

なんて思いながら、ふっと左側を見た時、のっそりしたものがいます。

ウミガメェェェ!!!!

あ、しかも海藻食べてる(笑)

なんだか最終日ということもあってしばらくゆっくり見ておきたかったので、

後ろからそっと見守ることにしました。

そ~っと。

そ~っと。

もう9時だけど、急いで用意したら10時には出れるはず!

ウミガメさんに逃げられちゃうまで、見ておこうっと。

・・・。

・・・。

あれ?全然逃げない(笑)

波もあって、ウミガメとの距離が1mもないぐらいになっていますが、一向に逃げる気配ありません。

ご飯に夢中なのかしら。

もちろん、私としては嬉しいんだけど!

と、そのとき!

え?ウミガメ上がってきた!?

ガイドのお姉さんが言っていたみたいに、呼吸タイムのようです。

ウミガメの急浮上にすぐ対応できず、私の目の前、それも30㎝先を優雅に浮上していくカメさん。

なんだか目も合っている気がします(笑)

そして、また海藻を食べに戻るかと思いきや、クルクルと優雅に私の周りを泳いでくれるカメさん。

ディズニーのキャストばりのサービス精神です。

なんなら、方向転換して私の方向に泳いでくることも。

たっぷり20分は一緒に泳いだでしょうか。

その間、全然逃げずにずっといっしょにいてくれたので名残惜しい気もしましたが、飛行機に間に合わないのもまずい(笑)

ウミガメにさよならを告げて、奄美大島をあとにするのでした。

また会いに行きたいなぁ♡

 

7月は運が良ければ孵化したウミガメが海に帰っていく様子も見られるんだとか。

きっと奄美大島にはまた行くことになりそうです(笑)

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