料理は好きだけれど、私の十八番になりえないのが和食(笑)
なかでも、煮物料理はほっとんど作りません。
一番大きい理由は、人生でほとんど作ってこなかったから!
20代のころ、日本で1人暮らしをしたのは2年間だけ。
そのあと5年間ほど海外に住んでおり、しかも国から国へと点々している私にとって、
煮物の3種の神器であるしょうゆ・みりん・調理酒を常に揃えておくなんて至難の業だったのです。
海外で手に入れようもんならちょっと高いし、1年そこらで使い切らないし、持ち運びたくないし(笑)
といっても小さいボトルのしょうゆとほんだしはいつもパントリーにあったし、テリヤキをつくりたいがためにイギリスでみりんを買ったこともあります。
でも、煮物は一度も作らなかったなぁ(笑)
きっかけは田舎大根
きっかけは1本丸々の大根をおばあちゃんの家でもらったことでした。
ヤーコンといい、さつまいもといい、田舎の家って美味しそうな野菜がいっぱいある!(笑)
せっかくなので家の前に住む幼馴染ララ氏と半分こ。
ララ氏は私と違って煮物料理が得意なので、煮物に向いている部位をあげて、
私はみぞれ鍋予定で大根おろしに向いている部位をもらいました。
でも、せっかくなら私も煮物に挑戦してみようかしら。
美味しそうな食材が目の前にあると、なんだかその素材の味を活かした料理が食べたくなるもんです。
ざっくりレシピ
参考にさせてもらったサイトは栗原はるみさんのコチラ
初めは、もうその道のプロにならってみます。
レシピをみながらでも「きちっと」しない私は若干自己流になっちゃうところがありますが(笑)
今日は本格的に作ってみます。
先月ぐらいにララ氏が美味しい大根の煮物を作ってくれた時に「今日は米のとぎ汁で下茹でしたのよ~」なんて言ってたのを思い出し、そこから始めてみることに!
親指をスルスルと動かして皮を剥くやり方はとてつもなく下手なのでピーラーという武器を使って皮を剥きます。
そこから、面どりなんてものも、ちゃんとやってみちゃったり(笑)
真ん中に十字の切り込みも入れて、米のとぎ汁での下茹でスタート!!
竹串が通るほどの柔らかさ…と書いてありましたが、竹串はないので箸でぶすっと(笑)
なかなか大きい丸い穴をあけつつも、イイ感じに柔らかくなっていたので茹で汁から引き上げます。
お次はなになに…ブリの湯通し!?氷水につけるだとぉぉぉ!?
これこれ、こういうのが苦手なのよ、私(笑)
こういう手間が大事なのに、「味変わるか!?」なんて思ってすぐ飛ばしちゃう(笑)
臭みをとったり、えぐみをとったりちゃんと理由はあるんだけれども。
でも今日は、きちんとやってみる日。
湯通しと氷水の準備もOKです。
実は1人暮らしでオススメなのが、この卵焼き用フライパン。
ちょっとしたお湯を沸かしたり、それこそレトルトのカレーパウチを温めるのに無駄のない水と熱伝導で温められたりと、意外に重宝しています(笑)
表面が白くなったら…、ってめっちゃすぐに白くなる!!!
和食って忙しい(笑)
でも実は洋食だって手間をかけるところはいろいろあるのかも。
ブリも大根も準備ができたので、いよいよレシピ通りの調味料をいれて煮ていきます。
え~と、1カップは200㏄…
え!?しょうゆ100mlも入れるの!?みりんも300ml!?ほんまかいな~!!
今まで、みりんのボトルがトクットクッと音を立てながら計量カップに流れていくことなんてないのでとてつもなく不安になります。
しょうゆ100mlって大丈夫!?辛すぎやしないかしら(笑)
でも、まずはお手本通りに。
とかいって落し蓋はないので、キッチンペーパーで代用してみます(笑)
煮込むこと、え、40分も!?
そりゃ圧力鍋が人気出るわ(笑)
今日は時間があるので、弱めの中火でグツグツグツグツ…
今日はブリ多めのブリ大根なのでキッチンから少しお魚屋さんみたいな匂いが漂います。
煮込むこと約40分。
じゃじゃ~ん!!!
ちょっと強すぎたのか、ちょっと長すぎたのか、ほとんど煮汁が見えなくなってしまいましたが、
それでも美味しそうな色に仕上がりました。
この人参は冷蔵庫に中途半端に残っていたものを途中でほり込んだもの(笑)
4ピースだけのレア具材となっています。
さっそく1切れだけいっただっきま~す!
おぉぉぉぉ!うまいっ!それなりの味になっている!!
やっぱりきちんとやってみるっていうのは大事なこと(笑)
ララ氏からも
ブリ大根めっちゃ美味くできてるね!煮物いけますやんか!
と、高評価。
うん、でもやっぱり私は君の煮物の方が好きだなぁ。
でも、ちゃんと作ればちゃんと美味しくなることがわかったので、今年の冬はおでんに挑戦してみたいと思います。
おでんとブリ大根つくれたら、もう十分だ!(笑)
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