寄り道だらけな30代の生き方奮闘記!? 

【スタバ攻略法】バリスタが教えるショットのカスタマイズ方法【リストレット、ルンゴ】

脱・ズボライフ

フラペチーノ、ドリップコーヒー、マキアートなど、私たちの好みのコーヒー飲料を提供してくれて、おまけにカスタマイズまでしてくれるスターバックス。
今日は、海外でバリスタとして働くKikiのオススメの頼み方をお伝えします。

こんな人にオスス
・エスプレッソが好きな人
・カプチーノやラテをよく頼む人
・コーヒーの苦味は苦手だけど、濃いめのコーヒーが好きな人
・いつもと違ったコーヒーを楽しんでみたい人

カップの種類は4種類

友人とお茶がてら、仕事と仕事の合間に、または集中した自分時間の確保のために、
スターバックスさんを利用さえて頂くことはよくあるのですが、よく注文するのが
カプチーノ、ショートサイズ

引用:https://www.starbucks.co.jp/howto/store/order.html

・ショート(Short) … 240ml
・トール (Tall) … 350ml
・グランデ(Grande)… 470ml
・ベンティ(Venti) … 590ml

そして、それぞれのサイズにエスプレッソショット(コーヒーそのもの約30ml)が、
・ショート(Short) … 1ショット
・トール (Tall) … 1ショット
・グランデ(Grande)… 2ショット
・ベンティ(Venti) … 3ショット

入っています。(ラテやカプチーノの場合、全商品ではないので必ず確認してくださいね!)
例えば、スターバックスラテのショートサイズ場合、
240mlのサイズ中30mlがエスプレッソショット、後はミルクになります。
同じくスターバックスラテのトールサイズの場合、
350mlのサイズ中30mlがエスプレッソショット、後はミルクになるので、
ショートサイズに比べて、トールサイズのコーヒーが薄く感じるかと思います。

そのため、いつも、
「トールサイズってちょっと薄いんだよな~」と感じている方は、
ショートサイズを注文する、もしくは、追加ショットをする(エスプレッソショットを2杯約60ml分)
ことで好みのコーヒーに出会えるかもしれません。

追加ショットをすると苦味が気になる!?

私は、濃いめのコーヒーが好きなため、たいてい、
カプチーノのショートサイズにさらに追加ショットをいれて注文します。

ショートサイズ240ml中、約60mlがエスプレッソショットのため、コーヒーのコクが広がる1杯になるのですが、私はちょっと苦さのある後味が気になることも。

コーヒー豆は、長く抽出すればするほど苦味がでてしまう特徴があります。
もちろん、そんな苦味も含めてコーヒーの魅力なので、1杯のエスプレッソショットには
酸味やコク、香り、苦味が良いバランスになるようにバリスタが調節して入れてくれていますが、
私はさらにその苦味部分をよりカットしたものを好む傾向にあります(笑)

エスプレッソマシーンにて「長く抽出」の定義は、
・コーヒー豆に使う水の量を多くする
イメージです。
一般的には1杯のエスプレッソショット(30ml)に対して50~60mlのお湯と圧力で抽出していきますので、湯量を増やせば増やすほど単純に、抽出に時間がかかり、その分苦味を感じやすいエスプレッソショットになります。
たくさんおお湯で抽出すればするほど、一般的に約30mlといわれているエスプレッソショットも、40ml、50mlと増えていきますよね。コーヒー豆の量に対して、お湯が多くなってしまうので少し、薄く、そして苦味の広がるショットになります。

長く抽出すると苦くなるのであれば、
途中でストップボタンをおして抽出をやめてしまえばどうなるのでしょうか(笑)

実はきちんと存在します!

それが‟リストレット”

リストレット(ristretto)は、イタリア語で「限定された」という意味があります。
通常のエスプレッソショットを抽出するときの3分の2ほどの湯量をつかって抽出するため、リストレットのショットは約20ml程度になることも。
使用するコーヒー豆の量は、通常通りのため、単純にお湯が少ないことによって
いめの、そして苦味の少ないショットになります。

マシーンによっては、リストレットモードがあるところもありますが、
リストレットモードがないマシーンでは、単純に途中でボタンを止めることによって作成します。
(マニアックなお話をすると、美味しいエスプレッソを抽出するには圧力も大切なので、きちんとリストレットモードがあるマシーンと単純に途中で止めるのでは、微妙に味が変わります。)

ショートサイズのカプチーノやラテを注文しても、コーヒーが濃すぎる方や苦味が気になる方は、
リストレットショットで注文することによって、コクや深みはそのまま苦味の少ないコーヒーを
楽しむことができます。

反対に、ショートサイズのカプチーノやラテで注文したときに、1ショットではコーヒーが薄いけど、追加ショットをすると苦味が気になる方(←私)は追加ショット、そしてショットの両方をリストレットで頼むことで、コーヒーのコクや深みを広げつつ苦味を抑えたコーヒーを楽しむことができます。

(もし、2ショット両方ともリストレットショットにすると薄く感じるときは、追加ショットをする際、1つはそのままのエスプレッソショット、追加するショットをリストレットショットにしてもらうと、より好みのコーヒーに近づくかもしれません♪)

苦味を楽しみたい方には‟ルンゴ”

エスプレッソショットを短くしたものがあるのであれば、長くしたものもあるの?
はい、あります(笑)
それがルンゴ(lungo)

ルンゴはイタリア語で「長い」という意味。リストレットとは反対に、エスプレッソショットを抽出するときと同じコーヒー豆の量で、お湯の量を増やし、約50~60mkのコーヒーを抽出していきます。
お湯の量を増やすことで抽出時間も長くなる分、コーヒーとしては少し薄く、ただ広がる苦味を楽しむこともできます。

過度な酸味や苦味はミルクと混ざる相性がよくないので、ラテやカプチーノのショットとしてルンゴを注文する方は珍しいですが、エスプレッソ(ミルク等で混ぜずに抽出したコーヒーそのものだけを楽しむ、あの小さなカップに入っているコーヒーです)そのものを楽しまれる方で、「ルンゴ」を注文される方はいらっしゃいます。

苦味が苦手な私としては、どのタイミングが一番美味しいルンゴが見極めるのが難しく、通っていただくうちにそのお客様ごのみのルンゴを見るけるのが楽しかったなぁ~(笑)
ちなみに、オーストラリアやニュージーランドでバリスタをしているときよりも、イギリスでバリスタをしているときが一番バラエティ豊かな注文を受けていたきがします。
イタリア、スペイン、ポルトガル、中東…様々なコーヒー文化の根付くヨーロッパの方が多かったからかもしれません。

試す価値あり!

少し、マニアックなリストレットルンゴのお話でしたが、
まだ、スタバで「これだ!」という自分好みのコーヒーを見つけられていない方は、ぜひ次回注文してみてください!
もしくは、いつも飲んでいるコーヒーが濃いのか、薄いのか説明して定員さんに相談してみるのも一つかもしれません。
混雑具合にもよりますが、バリスタはワインでいうソムリエのようなもの。
お客さんにあったコーヒーを探すのは大好きです♪:)

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