寄り道だらけな30代の生き方奮闘記 

【読書感想】「キッチンが呼んでる!」を読んだらキッチンに呼ばれちゃう!?

本と珈琲、好きなコト

なんだかとっても素敵な本に出合いました。

思わず「そうそう、キキ・デリが目指しているのはこんなブログ!」と言いたくなるような1冊。

普通のレシピ本でもなくて、

料理を紹介する本でもなくて、

「わたし」が送る日常と料理が交錯するお話。

料理の紹介として読んでも楽しいし、「わたし」の中の日常として読んでも飽きない1冊。

でもそれだけでなく、

「わたし」が1人暮らしを始めた理由が少しずつ明かされたり、

「わたし」を取り巻く人間模様が少しずつ変化していくのも、

ページをめくる手が止まらない理由の1つだったりします。

あぁ~!もうちょっと「わたし」に料理を紹介してもらいたい!(笑)

作者は料理人

この本の作者は料理人かつ飲食店プロデューサーの稲田俊輔さん。

日々、食に関するお仕事をされているだけあって出てくるご飯の描写が、もう、美味しそう。

今まで聞いたことのなかった海外の料理が出てくるときは、心の底から食べてみたくなるし、

それが「パサパサのパン」って書かれていても、やっぱり食べてみたくなるという不思議な力で引き込まれていきます。

今度、タイ料理のお店にいったらクンオップウンセンを頼んでみたい。

ナンプラーもコリアンダーもオイスターソースも家にあるから、「わたし」みたいに作ってみてもいいかもしれません。

とっても余談ですが、「わたし」の母がイギリス好きなんだとか。

「パンにジャムだけなんてダメよ。一緒にバターも塗りなさい。」

「ジャムはね、塗るんじゃないの。のせるのよ。」

という名言が飛び出しますが、

これがまた、イギリスのそれ(笑)

バターに+αでトーストを楽しむ。

私も以前にトーストの美味しい食べ方なんて記事を書いてみましたが、

今更ながら、「ほんまや!ベースがバターやないか!」と新たに気づくことができました(笑)

最近はトーストを頼むとバターかジャムを選ばされがちですが、

スコーンを頼むとバターとジャムが出てきます。

ちょっといいところはバターじゃなくて、もちろんクロテッドクリーム

塩分の上に甘みを足して堪能する。

パサパサのスコーンと、滑らかなミルクティーを嗜む。

これがイギリス流です。

…もちろん、そうじゃないイギリス人だってたくさんいるけれど(笑)

作りたくなる○○飯

SNS界隈では○○飯と呼ばれる、映画やアニメなどの作品に出てくるご飯を再現してみる投稿が人気。

魔女の宅急便に出てくるニシンパイや、

天空の城のラピュタの目玉焼きのせパンなんかは再現飯界の重鎮。

よく見かけるし、どれもとっても美味しそう。

再現飯は、なんだか物語の世界に遊びにいったような感覚になるから好きだったりします。

そして、私も例に漏れず…

キッチンが呼んでる!の再現飯を作ってみることに(笑)

ハムレタスサンドイッチを「わたし」流に軽く焼いて、

目玉焼きは豪勢に4つ。…といいたいところだけどそこまでいらなかったので3つ。

ちょうどホットサンドを食べたい気持ちもあったので、ララ氏に借りてるホットサンドメーカーで軽く焼いていきます。

実は肉まんのくだりも出てくるのですが、その肉まんは昨晩中に食べてしまいました。

だって、読み終わったら急激に食べたくなったんだもの!(笑)

出来上がった目玉焼きとサンドイッチを食べているとなんだか新しい形で読書を楽しんでいるような、ちょっと得意げな気分になります。

今度は、自家製ポン酢を作ってみようかしら。

でも、ナンプラーもあるしタイ料理もいいかもしれません。

というか、この本を貸してくれたララ氏ありがとう!(笑)

\料理好き・食べるの大好きな人は中古でも図書館でもいいので読んでみてほしい1冊!

\この本に影響されて作った料理たち(笑)/

\キキの読書感想?な記事たちはこちら/



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