寄り道だらけな30代の生き方奮闘記 

小さな夢って案外、「後はやるだけ」な話

エッセイ

日本を出て初めて海外で生活する直前に、友人から1冊の特注ノートをもらった。
上質な紙で1枚1枚作られていて、表紙には自分の名前、裏表紙には彼女からのエールメッセージが入っているノート。
大切に使いたくって、何を書こうとおもっていたときに思いついたのが、
「24歳の私が思う、死ぬまでにしたい100のリスト」

英語でいう‟The Bucket List”だ。

100のリストを振り返る

旅先ではいつも一緒で少し擦り切れてきたノート

当時の私が思う100のリストの1つには
No.50 オーガニックな生活をする

というものがある。
きっと影響されやすい私が、当時一緒に住んでいた友人が、キッチンの窓際にあるバジルやローズマリー、タイムのプランターからちぎっては料理に使っていたのに憧れたんだろう(笑)

そして、ベルガモットとティートゥリーの香りが漂う地球にやさしい食器用洗剤を使っていたことにも憧れていた。
外国に住んで間もなかったの私には、消耗品にそれだけのお金を払える余裕がなかったので、余計にキラキラした生活にみえたんだと思う。

いつもまにか7年以上の時間がたち、私も‟お肌の曲がり角”を2回位勢いよく曲がってしまい、
食料品や消耗品を「自分に合うもの」という視点で選べるようになった。

ただこの7年間に何度も国から国へと引っ越しを繰り返したので、植物を育てることはとうてい難しく、「いつか定住したら、ハーブを買おう」と、小さな夢に条件をつけてしまっていた。

「できる!」と気づいた瞬間

そんなある日、たくさんの野菜やフルーツを置いているマルシェで、ローズマリーの鉢を見つけた。
値段もすっごく手頃で、何よりかわいい。
そして、ローズマリーはロースト料理を使うときにかけるのでいつもお家にある常備ハーブ。
使い方も知っているし、使える自信もある。

今も定住かと言われると、一人暮らしだし、家を買ったわけでもないし、まだまだ海外に戻る可能性もあるけれど、とりあえずは落ち着いている。
庭はないけれど、裏にプランターを置くスペースは十分にあるし、近くに植物が好きな友人も住んでいる。

24歳の私が願った、No.50 オーガニックな生活をする夢は、780円のかわいいピンクローズマリーのおかげで見事に叶った。
実はいつでも叶えられたのに、なんとなく後回しにしていたのは、きっと私だったんだ。

そして、次は。

枯れない様に育てながら、根菜いっぱいのロースト料理も作りたいし、このブログをきっかけに、もう一度バケットリストも見直してみたい。

それか、

No.74 寝具をシルクでそろえる
(きっと、アメリカンドラマかフレンチフィルムに影響されている(笑) でも、シルクの枕カバーで寝ると顔にしわができないとも聞いたことが!)

No.77 ゆかたでお祭りに行く
(なんでこれをシドニーで書いているんだろうか(笑) 一時帰国の時にしたかったのかな(笑))

No.94 リムジンにのってパーティーに行く
(やっぱり、一旦、バケットリストを整理しようかな?(笑))

そんな、ツッコミどころ満載の夢を叶えてみるのもいいかもしれない、と思った昼下がりでした。


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