本屋さんで、なんだか目に留まった1冊がありました。
やましたひでこ著 モノが減ると「運」が増える
うんうん、わかる、わかる。
モノだけに関わらず、手放すって人生で大事なプロセスだったりします。
人もしかり、
仕事もしかり、
必要な時に不必要になったものを手放し、必要なものを取り入れる
なんだかある意味人生ってこれの繰り返し。
落ち着く=溜まること
今の家にすんでかれこれ2年。
空間があると、やっぱり物が増えていきます。
元々はバックパック1つと段ボール1個で、1つの国に数年住んだら、次の国へと引っ越しを繰り返していた身。
当時はバリバリのミニマリストでした。
でも同じところに長くいればいるほど仕方ないこともあります。
1つは仕事。
いくつかの仕事をしている私にとって、それぞれの仕事に会った靴や服がいることもあるし、
雨具や長靴など仕事に支障がでないようにモノを増やす必要も出てきました。
趣味だってその1つ。
トレッキングを趣味にしていると、トレッキングの本や靴、リュック、細々したギアなどが増えてきます。
昔は靴が3足だったにも関わらず、今では5足に増えてしまいました(笑)
あ、非常用のスニーカー(地震の時にも対応できるように寝室に置いているスニーカー)も入れると6足です。
何を読んだって捨てられないものもあるけれど、きっと「なんとなく置いてしまっているもの」もあるはず。
目に留まったのも何かのご縁。
やましたひでこさんの断捨離の本を読んでみることにしました。
モノで消えた空間の余白
本屋さんで見つけたのは最新版だったのもあり、図書館では予約待ち。
なので、とりあえずすぐに借りれたこちらを読んでみることにしました。
なかなか断捨離の概念って目新しい方法への出会いがなかったりするのですが、
やましたさんが大事にされている余白、最近なくなってきているよねぇと実感。
実は私の家にはクローゼットなどの収納スペースが1つもなく、ロフトがあるだけなのですが、
そのロフトにはベッドを置いているので、収納スペースがないにひとしかったりします。
そのため、家具などもこだわって魅せる収納を心がけていましたが、それにしても少しずつ余白がなくなってきたような(笑)
よし、ここはいっちょ監視官(私)を入れてみるか!
まずは洗面台
なかでも、ずっと気になっていたのがこの洗面台の引き出し。
洗面台もおしゃれな分、周りには全くモノを置くスペースがないのでほぼすべてをこの中に入れていると、気づけばゴチャゴチャ。
仕方ないよね~と見て見ぬふりをしていましたが、
よく考えたら、ホテルでもらったアメニティや試供品も少しずつ量が増えています。
アメニティなんかは、基本的に持参するので使わないのですが、一度開けたボトルとかは置いていても捨てられるだけなので持って帰ってきたり。
昔にかったメイク道具でもう1年以上使っていないものもあったり。
やっぱり、介入できる点はたくさんありそうです。
そこで用意したのが3つの紙袋。
あぁ!私がいかに551が好きかバレちゃうじゃない(笑)
この紙袋を
・元の位置に戻すもの
・捨てるもの
・保留なもの
の3つに分けていきます。
元の位置に戻すものは、例えばバンドエイドや生理用品。
旅行にいったときのまま、ポーチに入れっぱなし。
それがまたバラバラと出てくるのでいったん元の場所に戻していきます。
使わない化粧品だったり、試供品、アメニティなどはどんどん捨てることに。
1つ置いておくと、また1つと簡単に増えていきます。
0をキープする方が大切。
そして、保留の紙袋にはアイマスクなどを一旦いれてみることにしました(笑)
ヨガで使うことがあるのですが、でもそこまで使わないのも事実なのでちょっと迷い中(笑)
とはいえ、元はミニマリスト。
仕分けはサクサクっと進みます。
収納はオシャレに
あとは、「何かの箱」や「とりあえずの袋」を収納箱にしていたのをやめてみました。
引っ越しが多かったので何かで代用するクセがついていたり、極力プラスチックの収納ケースは買わずに暮らしたいタイプなのもあって、
入浴剤の箱だったり、コンタクト洗浄液の箱だったりを、入れ物として代用していましたが、
そういう「適当さ」が怠惰な空間を生み出しちゃうんだとか。
確かに、相違のに入れていくものってたいてい、いつか使えるかな?と思っている、今は必要ないものだったりします。
なるべく、モノとモノの間には余白を。
そして、透明の瓶などを活用するのもいいんだとか。
そういえば、なんだかんだで瓶はいっぱいあるぞ!?
ということで、いつも使う朝のセットは1つの瓶にまとめてみました。
ついでに、なんだか所帯じみるフロスも瓶にいれるだけでなんとなくホテルライクになったぞ!?
このいつもセットは、アイブロウとアイライナーと毛抜きとアホ毛抑えるためのヘアオイルブラシ。
朝、準備をするときはこれを洗面所におき、使い終わったら戻すことにします。
そうするだけで、時間のないときにポーチから「ない!ない!ない!」と探すあの手間とイライラも省くことができそうです。
…というか、それを減らすために、この洗面台まわりにモノが散乱していたんだけれども(笑)
洗面台まわりにあるのは歯ブラシとコンタクトケースと石けんだけ。
引き出しはだいぶとすっきりすることができました。
まだ惚れ惚れする段階ではないですが、あのごちゃごちゃを思うとだいぶとスッキリしたし、爽快感に溢れます。
こんな調子で、キッチン下の引き出しもやってみることにしました。
乾いてしまったウェットティッシュはワイプとして今使ったり、
いつか使うかもと置いておいた緩衝材やリボン、紙袋もほとんど断捨離。
おかげで新しい空間ができ、そこにまた別の場所で溢れてしまっていたものをきちんと収納することができるようになったので、最終的には玄関回りまでスッキリさせることができました。
自称、ゆるミニマリスト・キキ。
でも、侮るなかれ?
やっぱり、モノの流れの停滞は定期的に監査と遮断をする必要があるみたいです。
\今回参考にした本はこちら/ (どちらか1冊買うなら最新版の方がオススメ)
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