寄り道だらけな30代の生き方奮闘記!? 

指輪物語inバリ?一人で勝手に婚約指輪を作ってみる【バリ】

エッセイ

ジャニーンとのんびり過ごす今回のバリ旅10日間。

お互い初めてじゃないのもあって、観光というよりは、のんびり散歩したり、ヨガしたり、

プールに入ったり、カフェ行ったり。

ほんと、文字通りの「リゾートホリデー」を満喫していました。

でも、そんな2人がこれいいかも?ってなったのが、指輪作り?

AirBNBってすごい

旅行の醍醐味は一期一会。

たまたま隣に座った観光客や、たまたま入ったレストランで働く現地のウェイターさんに、

耳寄りな情報を教えてもらうことだってしばしば。

なんかいい体験ないかしら~と話していると、AirBNBで探してみるといいよ!とのこと。

AirBNBっていわゆる民泊探しのアプリですが、いつの間にか体験コースも探せるようになってました。

あら、なんて便利なのかしら!?

そして朝ごはんを食べつつジャニーンと2人で見ていると、目に留まったのが

シルバージュエリー作り。

確かに、バリ島ってシルバージュエリーたくさん売ってるもんね。

どうやら5000円弱で出来そうです。

時間も1時間半とさくっとできそう。

なんなら体験教室まで歩いて行けます(笑)

いいじゃん、いいじゃん!ということで早速当日予約してみました。

映画の世界?

田んぼが広がる中にある小道にたっているスタジオ。

フレンドリーなお兄さんたちに挨拶して、まずは指輪の形や幅をきめます。

これが、もう、ほんと時間のかかる私たち(笑)

ある意味一番時間のかかった行程だったかもしれません。

なんとか、お互い好きな形を決めて、さっそくシルバーを溶かします。

すご~い!!

なんかあの私の大好きな映画、ロード・オブ・ザ・リングで見るような、あの感じです。

あっという間に銀の小さな塊が液体になりました。

それをすぐに型にはめて、まずは小さい棒にします。

それをプレス機で伸ばして、伸ばして…

ほら、パスタみたいだろ?とバリネーゼ兄ちゃん。

私のデザインが紙やすりと一緒に機会に挟むことで、あの特有のザラザラをつける柄だったこともあり、

プレスのところは何度も何度も確認しながら、ぺちゃんこにしていきます。

私の担当はカデック君。

う~ん、歳は20歳ぐらいかしら?

もっと若いかも。

18歳?

笑顔がかわいい男の子です。

パスタの次は、トンカチ。

もう何がなんだかよくわからない行程ですが、

指輪のサイズを決めて、中に刻印する文字を決めます。

2024.10

Janine&Kiki

う~ん。

バリ島に来たことは大事だけど、月日まではそこまで重要じゃないし(笑)

ジャニーンとの友情は続くと信じているけれど、結婚指輪じゃないしなぁ(笑)

なんて、悩んでいると、ふっとあるフレーズを思い出しました。

All within you

全てはあなたの中に。

いつもの私なら、そんなことないもん!って反抗してしまいそうな表現ですが、

この長いようで短いバリの旅の中で、すでに2回もこの言葉に出会いました。

自分のひいたカードだったり、ヨガの先生の教えだったり。

なんだか、34歳の今、必要な言葉だったのかもしれません。

文字数は10文字程度とのことだったので、

All within K(Kikiの頭文字)

に変えてちょうど10文字。

うんうん、なんだかばっちりです。

自分と婚約?

そこから刻印の地道な作業と研磨の作業を経て、指輪の出来上がりです。

左にうつるのがジャニーンの指輪。

波の様な、ニュージーランドの象徴的な模様、コルのような、

ニュージーランド人の彼女にぴったりの指輪です。

右のが私。

最後、表面の研磨はせずに、なんだか真鍮の様なくすみ感を残しつつ仕上げることに。

自分で作った指輪。

すんごい、いいじゃない!

買うより思い入れがあって、なんだかずっと眺め続けてしまいます。

そういえばトト氏も結婚指輪、旦那さんと作ってたっけ?

今までは漠然と、そういうのもいいな~なんて思っていたけれど、

実際に作ってみると、愛着がすごいのなんのって!

結婚指輪、自分で作るのあり!

…といっても、その予定がないんだけれども(笑)

ま、当分は自分に集中するってことで、自分との婚約指輪でいいや♡

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