去年にはニンジンを枯らし、
今年にはローズマリーを枯らしてしまった女。キキ。
別名、枯らす女といっても過言ではないかもしれません。
小学生ぐらいから自分で貼ってしまった「植物を育てられない女」のレッテルをはがすべく
挑戦していますが、ことごとくレッテルに厚みが増すばかり(笑)
ララ氏のおかげもあって、なんとかアイビーとガジュマルは元気に過ごしていましたが、
つ、ついに…
水分を循環させほとんど水やりなしで楽しめるはずのテラリウムにさえ問題が!?
カ…カビ?
先日ララ氏が私の家でご飯を食べた時のこと。
帰り際にテラリウムをのぞき込み、

え、これ、カビじゃない?
と一言。
えぇぇぇ~!?
た…たしかに、ちょっぴりお世話を放置していたところはあるけれど、勝手にいい感じに循環するんじゃなかったっけ!?
と慌てて確認します。
確かに白いほわほわしたのがチラホラ。
調べてみると、苔だって植物。
いくら他の植物に比べて育てやすいといえど、ある程度はお世話がいるものになります。
そりゃそうだよね。生きている限り、ケアは必要よね。
キキ、反省。
でも、もうお手上げ
せっかくなので購入当初の時と比べてみると、
これが届きたての12月。

そしてこちらが、これまたララ氏に徒長について教えてもらった2月。
わんさかのびています。
このときもテラリウムについて調べてケアしてみました。

そしてこれが、半年後の8月。
こうしてみると、やんべぇな(笑)
のびにのびて、荒れに荒れて、ヤクちゃんと名付けた鹿がみえなくなっています。
ちなみに1時方向にある白いフワフワしたのがカビ。

2月以降も伸びた苔はちょきちょきしているつもりでしたが、気になっていたのがもう1つありました。
それが、この底に生えている苔たちが色が抜けたような茶色くなってきていること。

水をやっていないこともあって、始めは枯れたんだと思っていましたが、
どうやら「蒸れ」の可能性もあるんだとか。
日光に当たりすぎだったり、換気をしなさすぎたりが原因で起こるそうです。
確かに窓際に置いてたっちゃ置いてたし、水を循環させた方がいいと思ってたのでフタなんて滅多にあけてなかったけど!
も~!植物ってほんと難しい。

リセットしてみる!?

もう私には無理だ…
と、思い一旦は破棄しようと思ったのですが、せっかく買ったテラリウム。
もう1回ぐらい頑張ってみて、それでダメだったら破棄しようと思いなおすことにしました。
とはいえ、カビの生えてしまった苔に加えて、蒸れた苔をどうリセットしたらうまくいくのかわかりません。
初心者の思いつくことは、
オールリセット、その名も初期化です(笑)
土から変えてしまったら上手くいくんじゃね!?ということで、YouTubeなどで情報を集めてみます。
なるほど、なるほど。
とりあえず、ピンセットがいるのね!?(笑)

翌日さっそくピンセットと、園芸ショップに買いに行くことにしました。

本来ピンセットは長いものを使用する方がいいみたいですが、なんせ初心者。
そして、いつまで続くかわからないド・初心者(笑)
ということで、とりあえず100均で手芸用の先が細いピンセットと、
園芸ショップでテラリウムに適しているといわれたジャングルソイルを買うことにしました。
700mlで660円。
うん、万が一リセットに失敗して全部枯れたとしても、諦められるお値段です。
一旦取り出す
苔は根のない植物なので、茎と葉を植えつけさえすれば復元かのうなんだとか。
とりあえず買ってきたピンセットで優しく苔を取り出してみると、
気持ちいぐらいポロポロと塊で取れてくれます。

途中経過はこんな感じ。
根がないので、下の土をひっくりかえすことなくきれいなまま。
いったん取り出して天日干して~でもよかったのか!?
もしかして、土は買わなくてもよかったかもしれません。
ま、でも何事も勉強よね!

そして瓶を洗って、アルコール消毒で一旦きれいに拭いて、天日干しで乾燥させます。

その間に、苔の観察。
ふやけたようなところはおいといて、元気そうな苔をカットしていきます。
ちなみに、テラリウム専用のハサミもあるのですが、こちらは私の眉ばさみ。
だって、洗えばいいもんね(笑)

骨の折れる作業かと思いきや、意外とモクモクとやってみると楽しいもの。
元気そうなところがこんだけ集まってきました。
本来は、ホソバオキナゴケ、ヒノキゴケ、コツボゴケ、スギゴケの4種類が入っていたのですが、
これはなんだったのかしら、ホソバオキナゴケ?スギゴケ?(笑)
なかなか素人には判別すらも難しいものです。

ジャングルソイルをひいて、きりふきでシュッとしていきます。
ここで、下にたまるぐらいの水をかけちゃいけないんだとか。
そしてついに植え付け開始!

でもこれが骨が折れる、折れる(笑)
まずピンセットは私の買った先が曲がったタイプではなくて、まっすぐタイプの方がやりやすいことがわかりました。
土の中に茎をさしたいのに、ピンセットと一緒についてくる、ついてくる。
しかも厳密には土ではなくて、コロコロとしたセラミックソイルのような土台なので、
さっき刺した苔もソイルが動いて倒れる、倒れる(笑)
家にあった石なども利用して、なんとか出来上がったのがこちら!

やぁ~ん、けっこうセンス良くできちゃったじゃない♡
自画自賛度も高め女子なキキ(笑)
横から見るとこんな感じ。

ちなみにこちらが購入時のテラリウム、横からバージョン。
伐採した苔が多いので、生い茂っている感じはありませんが、石と砂地の余白部分もなんだか気に入っています。

ちなみに苔がのびてきたら、その部分をまたきって、今の余白部分に植え付ける計画ですが、
…果たして、新しいテラリウムは枯れずに落ち着いてくれるのか!?
いつかの記事に乞うご期待(笑)
\テラリウムの記事シリーズはこちら/
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