ニュージーランドは南島、クイーンズタウンに住んでいた私ですが、そこから車で3時間ほど南下したところにインバーカーギル(ネイティブ発音だと、インバーカーゴに聞こえます)という街が。
さらに南下してニュージーランドで最も南の漁港街、ブラフ。
南島ではクライストチャーチ、ダニーデンに次いで3番目に大きい都市だとか。
そういえば、友達の出産が少し難攻して、クイーンズタウンからインバーカーギルまで救急車で運ばれたなぁ。そう思うと、帝王切開ができないクイーンズタウンは小さな町だったんだなぁ。
(ちなみに超ド緊急時はヘリコプター移動です。)
牡蠣で有名なブラフはインバーカーギルからちょろっと見える黄色い道路の先。
文字通り最南端の町になります。
世界で最も南にあるスターバックス!
インバーカーギルは1850年代にスコットランド人が牧羊のための土地を買い求めて南下して来たのが始まりとされる街で、クライストチャーチ、ダニーデンに続く、南島で3番目に大きな街です。世界最南端として知られる街でもあり、世界最南端のマクドナルドもあります。街中にはスコットランド風の建物が多く残るほか、街の名前もスコットランド訛りで「インバカーゴ」とよばれています。
ニュージーランド留学センター
え、だから、インバーカーゴだったの!?
訛りがそのまま地名になってしまうだなんて!!(笑)
いや、でもほんと生粋のスコットランドの人の訛りってすごいのよ。
昔、イギリスのカフェで働いてるときTuna sandwitchがどうしても、どうしても聞き取れなかった、あの日のこと(笑)
ゆっくり後ろを振り向きながら、「すまぬ…私の英語力ではわかりませぬ…」と一緒に働く同僚に目でSOSを出した、あの日のこと(笑)
後から、「あれはなかなかのスコティッシュアクセントだから難しいよね~。」とフォローしてくれました。いや、あれはアクセントを超えて別言語だよ!!(笑)
そんな、インバーカーギルは、世界で最南端のスタバがあることで有名です。
そこに行くためだけに、この街を訪れる観光客も多いほど。
え、たかだか、世界中にあるスタバの内の1店舗に行きたいか?って?
だって、
じゃ~ん!!!
こんな風に、「世界で最も最南端にあるスタバです!」とアピールしてくれています。
他にも店内には、いろいろな場所への案内板が。選ばれた年にはなんか意味があるのかしら~?と思いながらも、1号店のシアトルが示されているのは、なんだか素敵ですよね。
ちなみに世界最北端のスタバはアラスカはフェアバンクスの空港内にある店舗だとか。
ちょっと行ってみたい気もするぞ!?(笑)
でもネット上で盛り上がりに欠けている様子からすると、こんな風に看板や案内板が店舗にあるわけではなさそう。
丸いオイスターで有名、ブラフ!
さらに車で南下して、ブラフという港町を目指します。
1号線の先にあるのがブラフの観光名所の1つである、スターリング・ポイント
やっぱり、この手の看板は写真に撮りたくなるのがトラベラーの性(笑)
東京まで9567㎞、姉妹都市の熊谷まで9632㎞。
でも、この時すでに2か月後にはイギリスへ引っ越すことがきまっていたので18958㎞もあるんだなぁ、地球の裏側だなぁ。と感慨深かったことを思い出します。
この海の先には、3000~4000㎞ほどで南極が。南の果ての地が、なんだか近く感じますね。
さて、潮風を堪能した後は、早速待ちに待ったブラフ・オイスターを頂きます。
丸くて、殻の周りもごつごつしていないのが特徴のブラフ・オイスター。
1個3ドル(日本円で約180円ぐらい)で6個(半ダース)や12個(1ダース)で注文すると少し安くなります。
フライも美味しいけれど、オススメは生!
肉厚だけど、生臭くなくとっても驚くほどクリーミーな味が口の中に広がります。
日本の蟹のように解禁期間がきまっており、3月~8月あたりがブラフ・オイスターのシーズン。
町では収穫祭が行われるほどブラフの特産地として有名ですが、収穫量も少なくほとんどが国内出荷なのでニュージーランド以外の国で食べられるのは稀だとか。
ちなみに同じ南島のクイーンズタウンでは、ブラフ・オイスターの時期に海産物を取り扱うレストランなんかに行くと注文することができます。
今回ブラフ・オイスターを求めて訪れたお店は、その名もオイスター・コーブ
牡蠣の洞窟の名の通り、ブラフ・オイスターはもちろん、魚介のスープや、フィッシュ&チップスなど様々な海鮮料理が楽しめます。
私も、友人たちとオイスター、フィッシュ&チップス、スープなどいろいろ頼んでシェアしました♪
Oyster Cove
8 Ward Parade, Bluff 9814, New Zealand
+6432128855
ニュージーランドは死ぬまでには絶対もう一度訪れたい国。
ワイナリーでワインとチーズを楽しんで、広大な自然に癒されて、美味しいコーヒーで物思いにふける。
そんな「いつか」が今からとっても楽しみです.*
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