寄り道だらけな30代の生き方奮闘記 

【南フランス】名画「夜のカフェテラス」でゴッホと共にカプチーノ(アルル)

外国での暮らし

春の訪れなのか、ここ数日は雨の日が続きました。
ザーザーでもなく、パラパラでもなく、しとしと降る春の雨は、南仏はアルルの街を思い出させてくれます。

ちょっと3年前にタイムスリップ。

昔の人の足跡を追うのが好き

私にとっての旅行の醍醐味はなんといってもこの3つ。

①見たいと思った風景や建築物を訪れること
②偉人や著名人が歩いた街を歩くこと
③現地の有名なご飯や特産品を食べること

日本でも、樹齢7000年の屋久杉をみに屋久島を訪れたり、城がある都道府県に旅行したときは必ず城内を見学したり(ちなみに一番好きなのは愛媛県の松山城!そして次は長野県の松本城!)、この祭りがみたいと青森は弘前のねぷた祭りと青森のねぶた祭を楽しみに1週間弱滞在したことも(笑)(ご縁があってねぷた祭りの山車に乗せさせていただいたときは嬉しかったなぁ~♡)

それは海外旅行でも同じで、あまり「とりあえず行ってみた」という旅行の仕方や「短期間に次から次へと」という旅行の仕方はしません。小さな町でも、何にもないところもでも、なるべく地元のお店や人と触れ合いながら、しばらくそこにステイするような旅をしています。

インドネシアなんて好きすぎて、2回しかいってないけど滞在期間は合計2か月(笑)
1回でたっぷり長居して「これ」「それ」「あれ」「いくら?」「チキン」「ビーフ」ぐらいは言えるようになっちゃいます(笑)

ゴッホのファン?いや、ラッセル?(笑)

ゴッホの名作のほとんどがアルルで描かれたといわれています。
特別ゴッホのファンというわけではないけれど、やっぱり「学生時代の教科書」にのっていたいたひまわりの絵を初めてイギリスの美術館(ナショナル・ギャラリー)でみたときは、感動しました。

実は、アルルに行くためにフランスに飛んだわけではないですが(笑)、パリの友人に会いに行くのにせっかくなら1週間ほど時間をとって、南部のマルセイユと美食の街リヨンで数泊ずつしながら北上しようと考えたのでした。

マルセイユからアルルの町は特急列車のようなもので1時間15分ほど。十分日帰りできてしまう距離です。

よし!あのゴッホの名画「夜のカフェテラス」のカフェでコーヒーを堪能しようじゃないかっ!

Arles(アルル)は上手く発音できない(笑)

大学でフランス語を専攻したことがあるけれど、なんていったてRの発音が難しい。喉から息をだすようなあの発音と、女性名詞・男性名詞に挫折したといっても過言ではない(笑)
そんなアルルの駅について街中にむかって歩くと、ローマ時代の遺跡のような跡やゲートも残っています。


そうそう、これこれ。建造物が物語る時代を感じるとワクワクします。
まだ時刻は10時頃。開店準備をしだすお店にきょろきょろしながら路地を歩いていると、
じゃじゃーん。

駅からの風景など、街の記憶は少し褪せてきているけど、この路地にはいるのに右に曲がったのは忘れない!(笑)
だってとってもワクワクしたんだもの。

写真左手の黄色い壁のカフェがお目当てのLe Café Van Gogh
どうでしょう?

画像はお借りしました。

比較しやすいように絵の解説もある看板もたっています。

黄色の壁は当時のまま?それとも塗りなおされた?(笑)
カフェは完全に観光客向けで、グーグルのレビューでは2.8という圧倒的な低さ(笑)

あまり料理の見た目やスタッフのホスピタリティもこだわっていなさそうなのが正直なところです(笑)
そりゃ世界中からくるよね、お客様(笑)

でも、私はとりあえず「楽しみたい」派。
雨で少し肌寒いし、ランチにはまだ早いのでゆっくりコーヒータイムをすることに。

じゃじゃ~ん。

ゴッホも飲んだのかしら?
カプチーノを頂きました。うん、多分、頼んだのカプチーノだったはず…(笑)
ウインナコーヒーなんて普段頼まないしなぁ(笑)

チョコレートパウダーではなくて、シナモンがかかったカプチーノでした。
コーヒーのお味は、そうね、あの、多分、これ、バリスタさんがエスプレッソマシーンがちゃがちゃして淹れてくれるコーヒーではなくて、ボタンぽちっとマシーンさんが頑張ってくれるコーヒーかな?(笑)

シーズンオフだったのか、店内はあと2組ほどのお客さん。1組は、アジア圏からの観光客さんでした。

雨もかなり大降りになり、雨宿りがてら休憩。
コーヒーのお味はそこそこでも、やっぱり世界的有名な画家さんがどうしてこの町が好きだったんだろう~? 同じ道を歩いているのかな~?なんて考えると、ちょっと幸せな気分になります。

町はまるでゴッホの絵の中

カフェを出た後は町を散策します。
どちらかというと、この街散策の方がゴッホを感じたほど。

ヨーロッパは、石畳だったり、石やレンガの壁そのままの建造物も多く残っていますが、地震がないんだなぁ~といつも考えさせられます。
全くないわけではなく、イギリスも地震はあるんですけどね。頻度が日本とは異なります。いつも地震情報だけは確認するように、寝る前にYahoo!Newsをみていたなぁ。

そうそう、この道。
このペンキが褪せて青と白と水色が入り混じるような窓枠の感じがゴッホの絵のタッチとすごく似ていて、絵の中に飛び込んだような感覚になったのを覚えています。

ヨーロッパのいいところは、個人のセレクトショップだったり、個人デザイナーのアクセサリーや作品を売っているお店が多いところ。1つ1つに違う物語があり、見ているだけでも楽しくなります。

腹が減っては戦はできぬ

さてさて、時間はお昼時。
たまたま入ったセレクトショップでお姉さんに、「このあたりでレストランに行くならどこにいきますか?」と聞いて、いくつか教えてもらいました。
その中でも、最近できたというとっても内装にこだわっているお店。店内は満席に近かったけどすぐ案内してもらえました。
お昼間から軽いコースを頂いて…(笑)

お店の名前を忘れてしまったのは残念(笑) ご飯は美味しかったなぁ~♡

至る所にゴッホさん

ゴッホの絵と看板はカフェだけではありません。
いくつか町中にあるみたいで、そのうちの一つがこちら。
当時の街角と今の街角です。
建物の奥にある、石畳の橋(ゲートかな?)は今も健在。
じゃぁきっとゴッホもここに座っていたよね?(笑)

そんなこんなで約1日のアルルの町散策が終わりました。
他にもアルル円形競技場や古代劇場など、当時のまま残っている歴史的建造物もたくさんあります。
私は、コーヒー飲んで、買い物して、ランチ食べて、アイス食べて帰っちゃいましたけど(笑)

せっかく行くならこれもして、あれもしてっていうタイプではなく、やりたいことを気の向くままに派なんです~♪

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