今年の冬、珍しく作ってみたいものがありました。
例に漏れず、きっと写真かなんかでみたのが印象に残っていたんだろうけど(笑)
それが、牡蠣の炊き込みご飯!
踏み出せない訳
でも、ちょっと踏み出せない理由もありました。
①牡蠣は高いので失敗した時の痛手がすごい
②2合ぐらい炊くので失敗したらそのご飯を食べきるのが苦痛
③そこまで牡蠣ご飯が好きなわけではない(笑)
牡蠣ね、生ガキは好きなんだけど、
牡蠣フライになったら好き度が少し下がり、
牡蠣ご飯になるとまたもう少し下がるのよ。
そのくせ、ちょっといい居酒屋とかで牡蠣と○○の釜めしとか言われると
ちょっと好き度が上がるんだけど(笑)
なので、けっこう勇気がいったのです。
でもアンテナをはっているとチャンスって訪れるもの。(使うとこ違う?笑)
特に献立をこれ!と決めずにスーパーにいったある日、
生食用牡蠣が4割引きになっているではありませんか!
これは、(失敗した時の)はハードルがちょっと下がるぞ!?

ざっくりレシピ

・牡蠣
・生姜
・醤油
・酒
・昆布(出汁用)
なんせ、失敗したくないので、今回は入念に入念を重ねてレシピを検討します。
そして、いつもはさぼりがちな下ごしらえも(笑)
昆布だしだって、いつもは香りがついたらいっかぐらいの適当さで、
もったいないからちょいっときった昆布を適当な水の量で出していたのですが、
ちゃんと見てみると1リットルに対し15~20gなんだとか。
いざ昆布を測ってみると…
え!?こんなに使うの!?
ちょっと驚き。
というか、今まで私、出汁というより風味程度しかなかったんじゃなかろうか(笑)
この昆布、捨てるのもったいないのでぜったいきんぴらにしようっと。
そして、お次は牡蠣。
これも下ごしらえがいるんだとか。
まずは塩で優しく洗い、それを醤油で流す。
ふむふむ…
醤油で流す!?
でも今日は従順キキ。
書かれているようにちゃんとやります。
ズボラキキは封印よ。

そのあと、酒と醤油を混ぜたもので、牡蠣を数分炒めます。
なるほど、なるほど一緒に炊くわけではないのね。
これでノロウイルスは大丈夫だ!と思っていたのですが、
あとからちゃんと調べると、内部温度が90℃ぐらいを90秒持続することが大事なんだとか。
う~ん、この炒め方だと正直ギリギリ足りるか足りないか…な気がします(笑)

そして、昆布だしとさっきの牡蠣エキスが染み出た醤油をいれて、ご飯を炊いて…
レシピには生姜をいれるのといれないものがいろいろだったのですが、
ほんと臭みが残ったご飯2合を食べきるのはあまりにも辛いので、
念には念をいれ、生姜を入れておくことにしました。

炊き上がったら、さっき炒めた牡蠣をぽいっといれて少し蒸します。
その間に、一緒につくっていた春巻きで使わなかった大葉をきって、
茶碗にごはん、かき、大葉を盛っていっただっきま~す♪

うまい!いける!
初めてにしては、全然美味しい!
臭みも上手に消えているような気がします。
牡蠣も硬くなりすぎず、良い感じ。
あ~でもこれ、なんていうか土鍋で炊いたら甘味がもっと凝縮して美味しいんだろうか。
…そんな変わんないかな(笑)
ちょっとふつふつとご飯炊き用の土鍋欲を湧き上がらせつつも、
2合、最後の最後まで美味しくいただくのでした♡
無事、ノロにもならず今回は大成功。
この下ごしらえを真面目にするシリーズ、本気シリーズと名付けようかしら(笑)
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