寄り道だらけな30代の生き方奮闘記!? 

【読書感想】15分の法則!?「後回し」にしない技術で思考のミニマリストになる

脱・ズボライフ

1年以上「準備してから始めよう」という言い訳のもと、何もスタートできていなかった私が、このブログを始めるきっかけになったといっても過言ではない1冊。
「後回し」にしない技術 イ・ミンギュ著

2022年2月15日にこのブログを始めることができた技術、そして2か月以上たった現在でもなんとか毎日更新ができている技術は、自分の意思を過信しないというこの本から得た学びも大きく影響しています。

こんな方にオススメ.*
☑頭の片隅にはいつも思いがあるが「あとで」「また今度」とかき消してしまう
☑そして日に日に「これやらなきゃ」に頭が占領されていく
☑やれば10分程度ですむ作業も、やり始めるまでに時間がかかる
☑1年以上スタートが切れていない「やりたいこと・やってみたいこと」がある

心に残った3つの技術

①馬を水辺に連れていきさえすれば、いつかは水を飲む

そんな大胆な小見出しではじまっているこのパラグラフでは、1人の受講生のエピソードが書かれています。
ダイエットをしようと自転車型トレーニング器を購入したその彼は、初めはモチベーション高く毎日1時間ほどトレーニングをしていたとのこと。でも、日に日にモチベーションが下がり、数日後には部屋の片隅に片づけてしまう。(なんだか、耳が痛いお話。笑)そこで、「トレーニングをしよう!」と意気込んでもどうしても逃げてしまうので「テレビを見ている間はサドルに座ろう」という目標に変えたそう。心としてはサドルに座っているだけで目標達成。すると、少しだけペダルを漕いでみようという思いから、今では気負いせず毎日1時間のトレーニングができるようになったそうです。
小さな変化がまた小さな変化を呼ぶ、自己推進力。大きな目標のためにまず最初にすることは、一番小さな最小単位のことから始めてみるということでした。

②「開始デッドライン」の驚くべき効果

たいていのことには「終了デッドライン」はあるものの、始まりの期日があるものは意外と少ないもの。
私のブログでいうと、まず最初に2月15日に最初の記事をUPすると決めて、自分の仕事のシフトや余裕がある日のバランスを見ながら逆算し、2月6日にWordPressやレンタルサーバーなどの契約を行いました。そこから、ちょこちょこと細かい設定や初回記事を書くために様々なブログを参考にしたり、15日という開始デッドラインがあることで、1年間逃げていたこともスケジュールを立てながら実行できたように思います。ちなみに今思うと、そのことを幼馴染(ララ氏)に宣言していたので、この本でもでてくる『公開宣言効果を利用する』も使ったことになります。

③失敗するたびに、目標に向けて1歩ずつ進んでいる

『雨ごい師が必ず雨を降らせられる訳』と、なんとも興味を引くテーマで書かれているこのパラグラフでは、世界的有名なファンタジー小説を産み出したJ.K.ローリングが第1巻を出版するまでに12回も出版社に断られた話が紹介されています。「臨界点を決めるのは誰か」また「人は決して失敗しない。ただ、途中でやめているだけだ。」と言う表現はなんとも印象的。
似たような名言はスラムダンクは安西先生の「あきらめたらそこで試合終了ですよ?」の一言かもしれません(笑)
失敗と準備を言い訳に「後回し」にしていたこと、このブログだけでなく、もっともっとたくさんあるような気もします。1個ずつ、向き合わないと!

キキ流、「後回し」にしない技術の応用方法

①サドルに座る代わりに、ブログの最後の行程から作成する。

いつもブログの記事を書くときは、気分が乗っているときはタイトル→本文→定型文→詳細設定(URLやアイキャッチ画像の設定)と順番通りに作成するが、書きたいことはあるけどまだまとまっていないときなどは、先に単純作業に近い、詳細設定→定型文→画像のアップロード→タイトルなど細々した設定から始める。
後残りは本文を書くだけ、といった状態まで持って行くと、そこのパズルのピースが埋められていないのが気持ち悪くなり、つい書き始めてしまう原動力へと変化する。

これは、家事にもいえることで、キッチンの水切りラックさえ片づけてしまうと、他の汚れが気になり、水切りネットの交換やガスコンロ周りの拭き掃除、ゴミ袋を変える、など細々した作業に苦なく入れることがある。それすら手が付けられないときは、水切りラックのお箸やスプーンだけ片づける食器だけ片づけるなど更に細分化することもある。

それでも手が付けられないときは、「きっと疲れているんだ。」と潔く改めて翌朝にする(笑)
たまには、ゆるさも必要(笑)

②15分、もしくは45分のタイマーをかける

私の場合、日常でいっつも後回しになりがちなのが、シンク周りの片づけお風呂掃除乾いた洗濯物を取り入れること
そこで始めたのが15分の法則。新しいiPhoneを買ってからというもの、Siriに「タイマーセットして~♡」とお願いするのが大得意になった私。今では、なかなか腰が上がらない作業に取り掛かる時、まずは15分のタイマーをセットして、「15分経ったらやめてよい。」というルールを課します。すると、意外にも15分以内で終わる時もあれば、あとちょっとなのに~。ということで、もうやってしまおう(これが自己推進力!?)と、その作業を終わらせてしまうことがほとんど。
ちなみにブログ執筆や読書、英語の勉強など時間が必要なものは45分で設定します。

つべこべ考えずに、とりあえずやってしまう!
これもすっごく大切。

Siriさんには「このご婦人、いっつも4分半(お風呂)と7分(パスタ)、15分(家事)と45分(ブログ)しかお願いしてきませんわね。」と思われているかもしれません(笑)

Siriに話しかける魔法を覚えたキキの小話.*↓

「今すぐやる」は思考のミニマリスト

1日の意志力には限りがあると言われています。あのスティーブジョブズも意志力温存のために毎日服を同じにして選ぶことをやめたのだとか。
起きて家を出るまでにも、朝ごはんは何を食べよう、洗濯物を回す時間はあるだろうか、今日は歩き?バス?ゴミ出し必要かな、昼ご飯は何にしよう。などたくさんのことを考えてしまっている頭。
これでは朝からたくさん少々無駄なことで意志力を使い果たしてしまっています。できれば、朝活・夜活のときの自己投資にそのエネルギーは置いておきたいもの。

・いつかやるに過信をせずに開始と終了の期限を決める
・一番楽にできることからとりあえずタイマーをセットしてとにかく始める

本のおかげでブログを始める「行動する力」だけでなく、仕事をしながらも毎日ブログに向き合うことができている「維持する力」も養成中のキキでした。

毎日の「意志力」を大切なことに使うための最小単位のステップは、まずこの本の詳細を読んでみること.*↓

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