寄り道だらけな30代の生き方奮闘記 

無くしたポーチが優しさに包まれて帰ってきた話

エッセイ

すっかり、うっかり、愛知県のどこかに置き忘れてきてしまった私のポーチ。

頼りない記憶をたどって、ホテルやお店や美術館の可能性を探ります。

なんだかこれって、ウォーリーを探せの物語みたい(笑)

私が昔もってた本も、ウォーリーが落とし物をしたから探してくれ〜っていうストーリーだったなぁ。

はるばる京へ

自分のうっかり具合にかなしみつつも、美術館で保管されていたポーチ。

中身は保湿クリームにリップ、痛み止めといったところでしたが、着払いでの郵送をお願いすることにしました。

北海道で買った、お気に入りのポーチだもんね。

そして、電話でのやりとりから2日後。

ピンポ〜ン、と郵便屋さん。

着払いは600円くらいかしらと思っていたら、なんと激安の386円!

まぁ、確かにポーチって小さいけど、それにしても驚きです。

中身をあけてみると、1枚の手紙が入っていました。

優しさの手紙

「1番安価な着払い発送方法がゆうパックが3cm以内の厚みでしたので、ポーチから外用薬を出して発送させていただきました。」

…(涙)

ただでさえ、私のミスでお手数おかけしているのに、安い方法を探して工夫までして頂いていたなんて!

もう感謝しかありません。

おかえり、ポーチ。

ありがとう、館員の方々。

ポーチは無事に手元に届き、今日も私のカバンで外用薬警備隊として任務を担っております。

とりあえず、今回の教訓からの標語。

振り返れ、自分を信じず、確認だ

…かな(笑)

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