こんな暑い日に混んでいるところに行くなんて、ありえない!
…と思っていたのですが、
お休みだったのもあり、用事がないわけでもなく、
この用事済ませがてら、帰りにふらりと歩いてみるか、という気になりました。
…京都の一大名物、祇園祭に!
祇園祭にふらりと向かう、なんて、ある意味すんごい贅沢なことよね(笑)
夏の風物詩
私にとって、屋台で一番食べたいもの!といえば、このベーコンエッグたい焼き。
小学生のとき、地元のお祭りでりっぴーが教えてくれたのがきっかけです。
りっぴー、元気かな。
秀才のりっぴー。
阪大に行ったって、風の噂では聞いたけれど。
なんて思いながら、ベーコンエッグたい焼きを買います。
実はこれ、まだ歩行者天国になる前だったし、用事の前だったのですが、
祇園祭、侮るやなかれ。
きっと「後で戻る」なんて不可能なので、欲しいものは即買いします。

そういえば、このたい焼き小学生の時って200円だったような。
いつしか、300円になり、今は400円。
ひぇ~~~!!!とも思いつつ、
でも、よくよく考えたら3年前も400円だったので、もしかして良心的な方なのかもしれません。
だって、この3年間でスーパーの物価はぐんぐんあがったし、
駅ナカスイーツとかインバウンド用で売ってるたい焼きだって380円ぐらいするし。
京都のあらゆるものが、少しインバウンド用価格になりつつあるので、感覚がマヒしてきているのかもしれません。
もうちょっと塩コショウ欲しいな~ってちょっぴり思いつつ(笑)、私の屋台飯を美味しく頂きます。
ちなみに、今回の目的は山伏山の粽!
3年前に初めて粽なんぞを買ってみたのですが、今年になって粽は鉾や山によってデザインが違うということを知り、ちょっと興味が湧いたのでした。
これも、まだ人が少ないうちに買ってしまって…
としていると、どうやら商品を購入した方は、奥にある茅の輪をくぐらせてもらうんだとか。
鉾を着飾る展示を見ながら、奥へと向かいます。
鉾全体のすごさに目が行きがちだけど、こうして1つ1つの装飾の意味などを知るとちょっと面白い。

新選組しかり、祇園祭しかり、京都の魅力は大人になってから気づき始めたような気がします。
歩けない夜
用事を済ますと時刻は19時過ぎ。
もう完全に歩行者天国になっており、人・人・人の波。
すんごい!(笑)
かれこれ3年前に祇園祭に行きましたが、この最もすごい夜の祇園祭を歩いたのは高校生ぶりのような気がします。
3年前はもう片付け始めてる10時とかに歩いていたし。
知らなかったのですが今はいろいろ規制がすごく、大通りは片側通行、小道のほとんどは一方通行になっており、大通りに流れる方向にしか歩けなくなっています。
うん、やっぱりさっき粽とたい焼き買っておいてよかった!(笑)
ただね、これ、何がやばいって、駅に戻るのにどれぐらいかかるんだろうか…
なんせ中心部はほんっとに進みません。
という訳で運動がてら、家まで歩いて帰ることに。
じゃないと、すんごい時間をかけながら屋台がある通りを歩いていると、3000円ぐらい使っちゃいそう!(笑)
すでにビールと唐揚げの魅力に惹かれつつあります。
そんなこんなでプラプラしていると、蟷螂鉾に遭遇。

これ、意外と推しの鉾だったりします。
蟷螂をかまきりと読むことを教えてくれた鉾。
カマキリが上にのっているのもちょっと可愛かったり。
シュワ~の魅力
やっぱりね、ダメでした。
お祭りの雰囲気とあの香りには逆らえず、ついつい唐揚げを買っちゃったり(笑)
でも比較的安めの600円の唐揚げ。
欲していたのは胸肉の衣ガリガリで口の中が痛いぐらいの唐揚げでしたが、その屋台がもう見当たらないのでモモ肉の醤油味の唐揚げ。
うん、でも美味しいや。
そして、ビールは諦めたものの、ラムネ!(笑)
でも、このラムネ。
水を買おうと寄ったスーパーで買ったので、150円ぐらいだったかな。
ちょっぴり節約です。
ラムネを飲むなんて、小中学生以来かしら?

あんめ~~~(甘い)!!!
まぁ原材料、砂糖だもんね(笑)
疲れた体に炭酸と甘さが染みわたります。
うんうん、2025年の祇園祭も楽しんだ、楽しんだ♡
かわいい粽
そして、今回買った山伏山の粽がこちら。

このチビ茅の輪がすんごいかわいい!!
そして、イグサのような香りが新鮮。
函谷鉾の粽のように柱の上につけるか、
はたまたミモザのように玄関につけるか迷ったのですが、間をとって玄関の内側(笑)

ほんとは外がいいんだろうけど、なんせ私の家の玄関、庇というか軒というかせり出している部分がほとんどないので今の時期、雨風にさらされ感がすごいのよ(笑)
暫くの間は内側で。
なんだか毎日、茅の輪を通って家を出る感じがして良き、良き!
7秒祇園祭
せっかくなので、祇園祭の雰囲気だけおすそ分けです。(音が出るので注意してくださいね)
平安時代から紡がれていく歴史。
祇園祭の昔の写真なんかを見ていると、変わりゆく街中の中に、ほぼ変わらない鉾があるのはちょっと感慨ぶかかったり。
来年も行こうかな。
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\2022年の祇園祭の様子/
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