前回判明した、英国三十萬円失踪事件(=イギリスの銀行口座から約30万が消えた事件)
詳細を追うべく、友人リズのススメに従って国際電話をかけるのでした。
国際電話はアクセントとの闘い
今回も国際電話はSkypeの毎月60分無料通話を使います。
そして、憂鬱なのは英語での電話!
英語は話せても、電話となるとハードルが上がります。
相手の表情が見えず、口の動きが見えず、国際電話ならなおさらノイズが入る!
そして、電波で途切れたりと、理解するのにかなりのエネルギーを使います。
加えて、相手は(多分)インド人!
インドにコールセンターをおく大手の会社が増えているからです。
英語はね、流ちょうなの。
英語は流暢なんだけれども、アクセントがすごい!!
英語が母国語でないものにとっては、同じく英語が母国語でないものが話すアクセント付きの英語は多言語にしか聞こえないことだってあるのです。
前回の国際電話の戦いはこちら↓
嫌がっていても仕方ない。
なんとしても、遠く離れたこのアジアの地から、なんとかしなければいけないのだ。
出た!地獄の一問一答!?
前回同様、AIによる音声解析によって、オペレーターへとつないでもらいます。
要約を喋っただけで、AIが担当部門に繋いでくれるってすごい。
そして、いざ!
お名前は忘れてしまったというか、そもそも聞き取れなかったけれども、対応してくれるオペレーターの方が
「How can I help you?」
と聞いてきてくれています。
簡単に事情を説明するとアカウントを確認するのでいくつかの質問をさせていただきますね。って。
これよ、これ!私が前回失敗したやつ!!
今回は失敗できません。
「生年月日を教えてください」
(ここは大丈夫ね、ここはね。)
「▲日〇月19□※年」
「支店番号と口座番号を教えてください」
(ここも大丈夫・・・なはず。)
「〇▲・・・・ □・・・・・?」
「銀行口座の種類を教えてください」
(これよ、これ!きっとこの前失敗したやつ。)
ということで、思いっきり前回の反省を活かし状況を説明します。
「実は、前もこの問いが答えられなかった気がします。ただ今回だけは失敗できないのですが、私は世界各国に銀行口座をもっているので、銀行口座の種類を覚えるのが大変です。何かヒントはありますか?」
世界各国に銀行口座をもっているってどこのセレブやねーん!(笑)
というツッコミはさておき、お兄さん、カードの種類と銀行口座の説明をしてくれるじゃないですか!
いいぞ!優しい!あなた、まじでいい人!
「このカードをもっているので、アカウントになると思います」
「カードナンバーの7桁目を教えてください」
ここでも間違いたくないので念のため食い下がります。
「そのカードナンバーとは真ん中の番号ですか?それともこっちの番号のことですか?」
「真ん中のカードナンバーです。」
「7番目ね?7ね?7番目は…〇です」
念に、念を重ねて、もはや何回9を連呼するのか(笑)
「カードナンバーの10桁目を教えてください」
「10ね?10番目は…▲」
「カードナンバーの11桁目を教えてください」
「11よね?11、11番目は■」
「住所変更前の住所の1ライン目を教えてください」
1ライン目がどこまでかわからないので全て答えます。笑
「Unit2、○○St…UK ですが、今の回答で1ライン目は含まれていますか?」
そりゃ国名までいったら含まれているだろうよ(笑)
「銀行口座はお一人様ですか?共同講座(joint account)ですか?」
「一人用です」
「フォンセキュリティナンバーは何ですか?」
この質問の前にちょうどリズかこの番号をメールで送ってくれました。
ナイス、タイミング!リズ!(笑)
そして、
「セキュリティに突破しました。希望されるお手続きはなんでしょうか?」
え!?セキュリティに突破したの!?よっしゃぁぁぁぁぁ!!!
そうか、前はこのフォンセキュリティナンバーとやらがなかったから尋問みたいな質問になったのか。
何はともあれ、セキュリティに突破。
あなたにしてほしいことはたくさんあるんだからぁぁぁ!!
履歴は1ヶ月分のみ!?
まずは、お金の出納が気になるところ。
オペレーターさんに、口座の利用履歴を確認します。
すると、
「最後の履歴はリズさんによる、5ポンドの入金です。」
って。
いやいや、それはわかってるよ。
それまでのやつだよぉぉ!!
ということで、訪ねてみましたがなんと電話上では履歴が1ヶ月分しか確認できないとのこと。
とういか、じゃぁ、少なくとも1か月以内に消えたわけではない!?
となると、もしかしたらドバイで使用する以前になくなってしまっていたのでしょうか…
全ての利用履歴を確認するためにはオンラインバンクの利用を勧められます。
うんうん、それができないのよ。2段階認証が突破できなくてね…
そうだ!番号をリズの番号に設定できないか聞いてみます。
「すみません、この電話で私の登録番号を別の電話番号に変えることはできますか?」
「可能です。どちらの番号にいたしましょうか」
よっしゃぁ!セキュリティに突破したってすごい!(笑)
そして、口座の凍結について説明を受け、とりあえずカードの無効化と再発行を依頼し、不明な使用履歴は詐欺の可能性があるということで、その担当部署に繋いでもらいました。
…が、ここで電話がうんともすんとも言わなくなり、5分程待てど暮らせど何の音も聞こえません。
一度切断して、再度詐欺の担当部署にかけてみますが、オペレーターにつないでみましたが長らく待つ可能性があるとのこと。
すでに国際電話は40分以上経過しているので、今回は諦めることにしました。
一度、使用履歴をみてから自分で使っていないってことが判明してからかけるとしよう。
英国人ジョークに癒される
国際電話40分の戦いをリズに報告します。
かくかくしかじか…とりあえずカードは変わったよ。
ノープロブレム!じゃぁ、今もっているカードは不要なのね!?
と、連絡がきてから数分後。
じゃーん!どうだ、私の偽造サイン(笑)
リズが昔のカードの裏面に、私の署名を真似して書いたものを送ってきました。
漢字がいわゆる外国人が書いたソレで、記号のような羅列だけど、ちょっとかわいらしさも残っています(笑)
時刻はすでに深夜1時半。
明日も朝から仕事なのに。
何にも解決していない、少し暗い部屋でちょっとクスッとなるリズのジョーク。
もう、なるようにしか、ならないよね。
人生でどんだけカードトラブルにあうんだ、私。
この前もクレジットカードの不正利用を対処したばかりなのに!!
なんだかんだで私が使っちゃっていたのかしら…
バカチンだけど、それはそれで安心です。
1日でも早く利用履歴が届きますように。
そして金輪際、外国に銀行口座を残さないと誓います!!
\クレジットカードの不正をすぐに摘発!不正利用との戦いの話/
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