‟Have you tried E45?”
乾燥した腕を見せながら、「湿疹が~」なんて職場でぼやいていると、
オーストラリア人の同僚からこんなことを聞かれました。
(ん?E45?今、E45って言った?)
知らない単語だから聞き間違えたのか、固有名詞なのか、どっちだ?と頭をフル回転させながら
「イーフォーティーファイヴ?」とまるでSFドラマの一場面のように聞き返すと、
ロッカールームから「The外国の商品」なハンドクリームを笑顔で持ってきてくれました。
日本のオロナイン!? イギリスの「E45」
1952年に発売されて、今年で70年近く愛されているスキンケアクリーム「E45」
主な成分は、ラノリン、白色ソフトパラフィン、流動パラフィンとし、皮膚から水分の蒸発を防ぐバリア機能を効率よく発揮してくれるクリームです。
乾燥肌や、湿疹、皮膚の炎症、日焼けのトラブルに伴う肌に使えるスキンケア用品でステロイド剤は配合されていません。
(本家イギリスのサイトのご紹介です。)
色は白色で、クリームタイプを使用してもそこまでべったりせず伸びも悪くないですが、あくまでクリームなので乳液のようなLotion(ローション)タイプよりはこってり。
けれども、その分保湿効果が高くなります。
全身に短時間でさっと塗りたい方にはLotionタイプがお勧めですが、私は結局クリームタイプしか使用していませんでした。
世界各国で手に入るNIVEAとの違いは!?
日本でお馴染みのニベアもミネラルオイルやワセリン、スクラワン等を主成分とした肌の水分を保持して蒸発を防ぐスキンケアクリームです。
ドイツのハンブルク発祥のクリームのため、ヨーロッパで手に入らないことはなく、イギリスでも日本同様にクリームからローションといろんなタイプを購入することができます。
(ちなみに、ハンブルクへ遊びに行った際、2階建てからなる「ニベアストア」なるものがあって、テンションが上がった話はまたいつか♪)
どちらの商品も、保湿や水分の維持という目的は変わりませんが、入っている主成分が違うため、
人によっては合う、合わない、こっちの方が効く、効かないがある印象です。
私の周りでは、「E45は万能よ~」「とりあえずのE45よ!」というのをよく聞き、日本のニベアというよりは、日本でのオロナインのような印象を受けました。
でも、アジア人はもともと湿度に慣れている肌、そして欧米人は乾燥に慣れている肌、という肌質の違いはあるかもしれませんね。
個人的にはニベアも効きますが、E45はニベアのクリームに比べると少し塗りやすいのもあり、イギリスに滞在中はずっとリピートしていました。
どこで買えるの?
大手ドラッグストア、Boots(ブーツ)はもちろんのこと、Superdrugs(スーパードラッグズ)、Savers(セイバーズ)や、Sainsbury’s(セインズベリー)、Morrisons(モリソンズ)などのスーパーマーケットでも購入できます。
値段も、為替等の変動はあるにしても、50gのクリームであれば日本円で500~700円程度のお値段で買えます。
旅行中に持ってきたハンドクリームをなくしてしまった方や、留学・駐在期間が長くなればなるほど乾燥肌が気になってきた方はぜひ一度お試しください。
アマゾンや楽天等で購入すると高いのがですが、日本に住んでいてもE45シリーズのスキンケア用品を取り寄せることができます。
「何を使ってもあわなかったのにこれだけは効果があったので今でも取り寄せています!」という
リピーターさんも多いので、試す価値はあるかもしれませんね.*
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