寄り道だらけな30代の生き方奮闘記!? 

アラサーが初めて陽性になった検査は妊娠検査ではなく抗原検査だった話

エッセイ

アラサーナース、新型コロナ自宅療養のドタバタ体験記(笑)

おばあちゃんの知恵袋とオミクロン

遡ること、2月上旬。
喉に、何かいることに気づいた。
正しくは何もいない(笑)
でも、何かはりついているような、そんな感じ。

(あ~お願いだ~。乾燥であってくれ~。)

と無宗教な私の神への願いなんて聞いてもらえるはずもなく、数時間後には

(寒い。。。膝がガクガクする。。。)

なんて、冷汗をかくはめに。

巷では「オミクロン」なんていうものが大流行しているけど時は2月。
普通の風邪だって流行っている。
インフルエンザだって本来は流行る時期だ。
全くといっていいほど感染報告症例は聞かないけれど(笑)、
仕事柄、インフルエンザのワクチンだって打っているけれど(笑)、
それでも、そんな小さな可能性が重なったアラサーが京都にいたっておかしくないはずだ!

頭の中で十分に悪あがいた後は、
暖かくして、きんかんの甘露煮をお湯で割って、焼き梅干しも食べて…
3家族分6人ぐらいのおばあちゃんの知恵を借りて、寝床に着く。

身の置き所がなく目が覚める。朝方だろうか。
とりあえず用意をしていた体温計で熱を測る。
この体温計と共に20か国以上は周ったなぁ~なんて思いを馳せていると、

「ピピピ」

(熱がなければ、まだ希望がある!)

[37.3度]

(終わった…)

そして、空しくも元気な新聞屋さんのバイクの音が聞こえた。

検査は陽性、ティンカーベルの誕生

オミクロン株はデルタ株といった旧株に比べて発症が早く、発熱などの症状がでていても検査をすると「陰性」と出ることもある。
とりあえず仕事は休みなので一安心。検査の段取りをして、そしてもし陽性であれば濃厚接触者にあたる友人に連絡して、その日はカロナール(解熱剤)を6時間おきに飲む。なんせ、身体が痛い。ちょっとした筋肉痛のようとも表現できるし、でも腰の重さは生理痛がひどいときのそれにも似ている。
喉の痛みも少し気になるし、咳も出ていた。
あれ?巷では全く症状がない陽性患者さんもいるのに(笑)
何人もそんな方々を看てきていたのに、こうも違いがでる?(笑)
そんな世の中の不公平を感じつつ、心のどこかで、コロナ以外の病気でありますように、と願いつつ、検査の日を待つ。

そして、翌日。
検査は医師の友人が、往診をしてくれる形で行った。感謝、感謝。
陽性だったら線が出るタイプの検査。ドキドキ。
ちなみにウイルス量が少ないと、陽性反応が薄かったり、時間をかけてゆっくり反応することもある。
結果はものの数秒で陽性。(笑)

バッキバキに濃い色の陽性線を見ながら、ついにコロナに感染したことを噛みしめる。
そりゃ、仕事でコロナの検査対応してるんだもの。明日は我が身と覚悟はあったにも関わらず、いざ現実を突きつけられるとやっぱり悲しい。嵐のような忙しさの職場に10日間も休む連絡をいれ、心配する友人に結果報告をしなければいけない。

でも、仕方ない。遊んでかかったわけではないのだ。

フランスに住む友人は、
「Welcome to Team Positive!」(陽性チームの世界へようこそ!)と声をかけてくれた。あまりにも感染者数が多く、「え?まだ陽性じゃないの?」ぐらいのあっけらかんとした雰囲気らしい。
さすが、明るい国フランス!

関東に住む友人は、「これで妖精になれたね~」と声をかけてくれた。
最近では、陽性と妖精をかけて話題に出すのが流行りなんだとか。
落ち込んでても仕方ないものね。

こうして、フランスの市民権を得た新生ティンカーベルがここ京都に誕生した。

京都の妖精、喉でウニの養殖産業を始める

何よりも、何よりも何よりも、
辛い症状がのどの痛み。
友人に咳や痰を抑える薬や痛み止めはもらったけれど、もう何をしてても痛い。
痛み止めが効いているときはまだ我慢できるけど、薬が切れたときには、もう何をしてても痛い。

表現するならば、
ウニを喉で飼っている。

すんごく、大きいやつ。市場でいうSSクラスのやつ。クラス分けがあるのかわからないけど(笑)
痛み止めは解熱剤でもあるので、なんとか熱が下がって、痛みもましな時にご飯はしっかり食べる。
食べれるだけまだまし。そして、何よりも家に薬があるだけまだまし。
少し元気な時は、ついついネットサーフィンをしてしまい、おかげさまでウニの豆知識まで手に入れてしまった。

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万能薬な‟日にち薬”

喉の養殖産業も、発症日から3日間かけて大ぶりのウニから、小ぶりのウニ、最後はアサリ、シジミ、昆布程度の違和感へと変わっていき、「咳の発作が出るときにほんの少し痛い」程度まで回復。
オンラインでの仕事は、予定通り請け負いつつ、
「今、コロナで療養中なんです~」と、前置きで話すとびっくりされるほど。

この時点でまだ半分ほど療養期間はあるけれども、
日にち薬の万能さと、身体の回復力に感謝しながら、毎日を過ごすのでした。

療養中の笑い話や気になる後遺症の話はコチラ↓


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コメント

  1. りっつん より:

    こんにちは!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

    笑っちゃいけないけど、笑わせてもらいました。

    「オミクロン」への、ビクビク度数が下がりました。
    「ウニクロン」とでも呼び名を変えればいいのにね(笑)

    フランスでは、もうそんな感じなのですね。とても気が楽になりました。
    でも妖精変身への可能性を下げるために、勇気を出して3回目を打ちます。やっぱ、ウニの養殖はしたくない(笑)

    いろいろな記事を読ませていただきました。

    kikiさんちにくると、世界が広がります!
    たくさんの窓があって、どこも開いていて、新鮮な風がサイト内に吹き込んでいるようです。

    そうそう。ターメリックドリンクにも挑戦してみようと思っています!

    • KiKi Kiki より:

      りっつんさん

      返信を頂いただけでも嬉しいのに、遊びにも来てくださってとっても嬉しいです!
      素敵なコメントまでありがとうございます♪

      もうぜひぜひ笑ってください、ウニクロン体験記(笑)
      イギリスでは、もはや風邪同様とみなされ、完全に社会的な規制がなくなって、陽性者も濃厚接触者も隔離なし、もちろん飲食店等の規制もなしになりました(笑)
      でも健康に越したことはないので(10日間も自宅療養してると心なしか筋力もさがっちゃいましたしね~。)ぜひ、3回目、勇気を出して行っていらっしゃってください♪
      私も、妖精の変身効果がなくなるころに受けたいと思います(笑)

      世界が広がるなんて、とっても嬉しいお言葉です。
      ターメリックドリンクは飲みやすい!とは言い難いことを除いて(笑)、本当にオススメなので、ぜひぜひ.*
      私も、こんどの休日はホタテパイに挑戦してみます(^▽^)/

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