イギリスはヨークでカフェ勤務をしていたころ。
閉店前の午後5時ぐらいのもっぱらの会話は今晩の夕食。
小さな町といえど他国籍なので、イタリア人やラトビア、ハンガリー、オーストラリア(これはCazのこと)、私もあわせて出身国が異なるため夕食のアイディアは多岐に渡ります。
どれだけ多くのメニューを教えてもらったことか!(笑)
そして、その日の話題はカルボナーラ。
え?カルボナーラって牛乳使わないの?
新入りのシェフ、アーロンが「今日はカルボナーラかなぁ」っていうので、
カルボナーラ作る時、クリームいれるの?牛乳いれるの?
ん?カルボナーラって卵とチーズだけだよ?
なんですとー!!!
当時は推定27歳。28歳だったかもしれないけれど(笑)
27年間、カルボナーラはクリームで作るものだと思っていました。
そこから、アーロンに教えてもらって早速カルボナーラを作ってみます。
でも、何度やっても卵が固まってスクランブルエッグみたいになる!
冷たいパスタに卵をいれたら語らまらないだろうけど、それだと美味しくないし、
どうしたら固まらないのかわからない。
そこから、家でカルボナーラ風パスタを作るときは、牛乳や豆乳をいれてクリームパスタと本格カルボナーラのあいのこを作っていました。
もしくは、美味しそうなパスタソースを買うに限る!(笑)
作りたい欲がぶり返す
でもここ最近、お店のでもない、レンチンでもない、パスタソースでもない、素人の作るカルボナーラがなんだか無性に食べたくなりました。
素人飯には素人飯の良さがあります。
たぶん、食べたくなったのはこのあたりから。
かれこれ約1ヶ月ぐらい、小さい欲と、でもどうせ失敗するしなぁという思いと闘っています(笑)
でも、失敗を重ねて上手くなるはず!
「失敗なし カルボナーラ レシピ」で検索すると、たいてい牛乳やクリームが使われているレシピが出てくるので、ここはアーロンのヒントも得て、英語レシピを検索することにしました。
カルボナーラ大解剖
そして、出るわ出るわ。
レシピに関係ないウンチク(笑)
①カルボナーラはイタリアの炭鉱夫が発案したパスタなんだとか。
②しかも、当時は炭鉱で使うショベルを火にかざして作っていたとか。
③黒コショウをかけるのは、混ざり込んだ炭の名残なんだとか。
④第2次世界大戦中、アメリカ(ベーコン&エッグのお国)とイタリア(パスタのお国)の間柄で行われる結婚式のディッシュはカルボナーラだったんだとか!
なんこれ、おもしろい!!(笑)
でも、これじゃ美味しいカルボナーラは作れないのでさらに探し続けていきます。
そしてみつけたのが、
卵液に必ずパスタの茹で汁をいれることが大事というのを見つけました。
よし、さっそくやってみよう!
ざっくりレシピ
チーズは、パルメザンチーズが基本ですが、このあたりがズボラ・キキのキッチン。
家にあるシュレッドチーズで代用してみました。
本格的につくりたいなら買いにいけばいいのに(笑)
どうやらパルメザンチーズを買う前に卵が固まらないかどうかを試したいようです。
まずは鷹の爪をじっくりいためたオリーブオイルでベーコンをカリカリに炒め、
あ、この辺りはお好みだそうです。
ベーコンも卵液が成功したら、今度はブロックかってみようかなぁ~。
カリカリベーコンができあがったら、お皿にうつしておきます。
そして、重要な卵液!
今日は1人前弱ぐらいのパスタのため、Lサイズの卵1つをかきまぜて、パスタの茹で汁を大さじ4杯ぐらいゆっくり投入します。
そこにチーズも半分いれてかきまぜるのだとか。
お皿にうつしたベーコンに、茹で上がったパスタもいれて絡めておきます。
残りの半分のチーズは本来最後にかけますが、なんてったって私のは粉チーズではなくシュレッドチーズ‼
溶けなかったら困るので少し先にいれてみました(笑)
そして、ゆっくり卵液をかけて混ぜ合わせるだけ。
ほんまに美味しくできるんかいな…
と思いながら、混ぜていると
おぉぉぉぉ!それっぽくなってきた!
たぶん粉チーズじゃない分、チーズが上手く溶けなくて少しトロミがつきづらいですが、なんだかそれっぽいのはできました。
最後に炭の代わりに、ブラックペッパーをかけて、少し塩で味を整えて、
いっただっきまーす!
あ、美味しいじゃぁん!
卵もかたまらず、まずまずの出来上がりです。
カリカリベーコンがなんとも美味しい!
そして、重要なコツは…
あのカルボナーラを作るには絶対パルメザンチーズ(笑)
でも、この間モッツァレラチーズの和風カルボナーラ食べたら美味しかったんだよな~。
カルボナーラへの挑戦はまだまだ続きそうです。
第2弾に乞うご期待!
…そういえば、これ前も何かのレシピ記事で言ってたなぁ(笑)
\パスタ好きのキキのパスタレシピのお話/
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