お家でコーヒーを飲む時はほとんどブラックコーヒーなのですが、豆乳や牛乳が余っているときは、コーヒー+ミルクで楽しむことも。
でも、夏の胃は湿度のせいで弱っていることもあり、牛乳を飲むと胃もたれすることもあるので、必然的に料理にもコーヒーにも選ぶのは豆乳がほとんど。
久しぶりに豆乳ラテを作っていたら、
そういえばバリスタ時代に一番クレームが多かったのはコーヒーと豆乳で注文されたお客様が『分離しているんだけど!』って怒ってくることだったなぁ。
なぁんて思い出しました。
そこからスタッフみんなで試行錯誤を繰り返し、一番分離が少ない方法を発見。
そんな時代を懐かしみながら、のんびりコーヒを淹れてみます。
豆乳は酸に弱い!
豆乳をコーヒーに入れたとたん、モヤモヤ~としたものが浮いてきてぶんりしてしまうのは、豆乳(タンパク質)が酸に弱いのが理由の1つ。
といっても、コーヒーは輝く酸味が魅力の一つだったりもします。
でも、コーヒー豆の原産地やローストの違いによって、豆がそのものが持つ酸味はそれぞれ。
パッケージの説明を見たり、お店の人に相談して、豆乳ラテ用には酸味の少ないコーヒー豆がオススメです。
もちろん調べだすと、ここのこれは酸味が強い、ここのこの種類は酸味がマイルド…などいろいろあるのですが、私だって全部は覚えていられません(笑)
ズボラ・バリスタ・キキによる単純明快な選び方のコツは
①南米(特にブラジル)を選ぶ
(一概には言えませんがアフリカ産や東南アジア産は酸味が鋭いことが多いです。)
②深煎りを選ぶ
(浅煎りであればあるほど酸味が強くでます。ただ、深煎りは苦味が強めに感じることも。)
これが全てではないですが、解決の手助けにはなります。
入れるなら調整豆乳!
豆乳は酸に弱いので、安定剤や乳化剤が入っていない無調整豆乳(unsweetened soy milk)はより分離しやすくなります。
バナナに、クコの実、デーツ、カカオパウダー、はちみつ…何かと一緒にスムージーを作ると美味しい無調整豆乳も、コーヒーのためには調整豆乳(sweetened soy milk)の方がオススメ。
豆乳は熱に弱い!
中でも分離率が一番高いのがアメリカンコーヒーやロングブラックといったブラックコーヒーに豆乳を注いだとき。
カプチーノやラテに比べると直接お湯でコーヒーを割っているため、温度が高いのが原因でした。
エスプレッソマシーンで作るときは、少しぬるめの豆乳を先にカップにいれて抽出したコーヒーをいれることで温度をやや低く保ち、分離を防ぎます。
お家で作る時もソイラテ(ホット)を好む方は、
①お鍋で少しだけ豆乳を温めて、カップにいれる
②その上からコーヒーを抽出
だけで、分離の可能性がぐんと減ります。
いざ実践!(アイスコーヒー編)
まずは豆を測ります。
普段は13gが好みですが、ソイラテを作るときはやや少なめの10g。
愛用のハンドグラインダーでゆっくり挽いていきます。
グラスにお好みの豆乳と氷をいれてドリップされたコーヒーが直接氷にあたり温度が下がるように工夫します。
お湯も沸きたてではなく少し冷ましたお湯を使い、1(コーヒー):13(お湯)の割合で抽出します。
でもこの辺りはお好みです。
分離しない、きれいに混ざった美味しい豆乳ラテの出来上がり.*
叔母が焼いたシナモンクルミパンといただきます。
美味しい~~~~♡
ちなみに、ドリップコーヒーでも同じ要領でできちゃいます。
夏のコーヒータイムが楽しくなりますように♪
バリスタ・キキのコーヒーに関するあれこれ.*
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