寄り道だらけな30代の生き方奮闘記 

他じゃ買えない幻のスパイス!?カレー屋が作った秘伝の粉を買ってみた話【京都】

エッセイ

スパイスカレー好きの私が、昨年から密かに楽しみにしていたもの。

それは円町カレーフェスティバル

円町(えんまち)と呼ばれるこのエリアはカレー屋さんが多いんだとか。

京都市民でも用事がない限りなかなか行かないエリアですが、なんせ用事もそこまでないエリア(笑)

このフェスティバルを機会に、少し散策してみることにしました。

フェスティバルの概要

カレーフェスティバルといっても週末だけ広場で行われるようなフェスティバルではなくて、

約1か月間、参加しているお店でフェスティバル用の期間限定メニューを食べられるというもの。

ちなみに、その限定メニューを食べるとスタンプが集められます。

5個集めて抽選、10個集めて景品のような感じ。

何よりも魅力的なのが、この期間だけ「ハーフサイズ」とやらも存在するので、ハシゴだってできちゃうこと。

どうやらフェスティバルの強者は1日で5軒回ったりするんだとか(笑)

カレー屋さんがほとんどですが、バーやカフェ、いわゆる一般的なレストランも参加されています。

スパイスを使った飲み物やデザートなんかでもいいんだとか。

果たして、無事に5店舗のスタンプを集めて商品券の抽選に当たるのでしょうか!?

雪の日のチャイケーキ

1軒目、西大路通りにある喫茶ウズラにて。

確か京都で大雪が降ったのはこの日だったような(笑)

開店してまもない時間だったのもあり、お客さんは私だけ。

雪予報は夕方からだったのに、みぞれが降り続ける外を眺めながらあったかいウインナー珈琲と、チャイがしっかり効いたパウンドケーキをいただきました。

平日だったこともあり、お昼にもなると続々と常連さんがランチメニューを頼みにやってきます。

実は私が「喫茶店」の楽しさにハマりだしたのはウズラに来てからだったような気もします。

カウンターとボックス席の落ち着く空間。

常連さんとミストレスの親し気な会話が心地よいBGMになる感じ。

そして、ランチメニューのいい香り(笑)

パウンドケーキも甘すぎず、スパイスも強すぎず、コーヒーとバッチリの相性。

また、今度は晴れの日にいってみようっと。

なにやらノリトーストが有名なんだとか♪

左利きマスターのブランデーチャイ

2軒目は、丸太町通にあるイルピアットにて。

期間限定メニューはブランデーチャイですが、写真は2敗目に飲んだバターたっぷりのお酒。

名前は…忘れちゃいました(笑)

カウンターだけの、小さな、それでもってアットホームなバーです。

初めて合うお客さん同士でも会話がはずんじゃうような、そんなバー。

チャイとブランデーの香りで心をほっこり温めながら、冷たい手も一緒に温めます。

ドアの上にちらりとみえる小さな黒板。

「マスターは 左利き です。」

どうやら毎週木曜日に変えているんだとか。

そんな小さな楽しみのある隠れ家的バーを楽しんだ夜でした。

あ!そういえば、他のお客さんが「僕15軒目なんですっ!」って言ってたっけ?

強者、発見!(笑)

雪解けのビリヤニ

3軒目は円町から少し北に上がったエスニックレストラン、バビルサにて。

私も大好きなチキンビリヤニをハーフサイズで、そして、骨肉茶と書くなんともおぞましい料理のようですが、じつは薬膳の一種であるバクテーを頂きます。

外は、すっかり雪解けの音。

陽当たりのいい2階席でポカポカしながらも、屋根から滴る雪解けの音もあって外からは雨のような音がします。

ビリヤニは、チキンもビーフも作ったことがあるけれど、やっぱりチキンが美味しいや(笑)

バクテーも、クセはあるものの身体がホカホカしてくる感覚があります。

ビリヤニと一緒に食べると美味しいこのヨーグルトのソースもいつか作ってみたいなぁ。

バクテーはお家で作るの難しいけど、やっぱり体にいいもの食べたいなぁ。

スープで暖まったお腹も膨れて、ちょっとウトウト。

このあと、どれだけ夜勤への出勤が憂鬱だったかは想像にお任せします(笑)

目からウロコなカレー炒飯麻婆あんかけ

ビリヤニから少し開いた4軒目はラーメン屋さん櫻家にて。

櫻屋さんのこの炒飯。

チャーハン×麻婆豆腐の美味しさに気づいちゃった私はとっても気になっていたのですが、

駅から少し歩くのもあって、当日は違うお店に行く予定をしていました。

…が、かなり混んでいたり、売り切れていたりで、これもご縁だと思い足をのばすことに。

これが、大・大・大正解。

カレー屋さんにはいつでもカレーがあるけれど、ラーメン屋さんのスパイスメニューなんて、

今しか食べられないかもしれません。

そして、これがもう激うま。

もう美味しすぎて、次から次へと口に入れたくなります。

よく噛まないとって頭ではわかっているけれど、「カレーは飲み物」にここまで共感したことはなかったかもしれない。

カレーでもなく、チャーハンだけれども(笑)

思い出しただけでも、また食べたくなっちゃう。

ちなみに、京都市のラーメン屋さんを訪れた時はラーメンマップにシールを貼るという密かな活動をしていますが、今回はラーメンは食べていないので貼らないことに。

その代わり、またいつかラーメン食べに行ってみようっと思うのでした♪

カレーの王様、タイカレー

最後はタイレストラン、シャムにて。

実はフェスティバル終わる日の前日に駆け込みカレー(笑)

前から楽しみにしていた1品です。

そして最後はエスニック料理好きララ氏を連れてでかけることに。

ララ氏はカレーフェスティバルに不参加(厳密には参加していたけれど、コロナ療養によってあっという間に終了間近に。笑)なこともあり、イスラエルカレーを頼んでいました。

そして、私たちにとってもう1つテンション上がることが。

それは、クンオップウンセンがメニューにある!

あの、2人がはまったエッセイ本「キッチンが呼んでる!」に出てくるクンオップウンセン。

タイ料理なのに、いくつかのタイレストランでは見つけられなくて、タイカレーのお店のメニューに並んでいたクンオップウンセン。

カレーのサイズをハーフにして頼んでみることにしました。

幻のクンオップウンセン、いざここに!

結論から言うと、春雨料理の王様は韓国のチャプチェかもしれません(笑)

でも、魚介の美味しい味と酢がきいた春雨料理。

冬にはそこまでの感動がなくても、これは夏に食べたくなる1品な気がします。

何よりも、本を読んだその日から食べたくなっていたこの料理にようやく出会えた嬉しさ。

そして、期間限定の鴨肉のパネンカレーは文句なしの美味しさでした。

もう、どれくらい美味しかったというと、お皿についているカレールーを一滴残らずスプーンにかき集めたいぐらいの美味しさ。

なんでエスニック料理ってこんなに美味しいんだろう。

そして、抽選の結果は…

5つ集まったスタンプ台紙を抽選券として渡し、せっかくなのでフェスティバル加盟カレー店が集まって作ったオリジナルスパイスは、記念に買ってみることにしました。

だって500円とお求めやすいんだもの(笑)

スパイスがまた1つ家に増えちゃいますが、まぁいっか♪

どうやらカレーと一緒に煮込むスパイスというよりは、振りかけたり、アクセントとして使う方が美味しく使えるんだとか。

さぁ、これで何作ろうかな~♪

そうだ!抽選の結果は…残念ながら外れちゃいました(笑)

やっぱり、昨年末に運を使い切っちゃったかしら?



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