実家が引っ越すことになったため、実家に置いてある私の荷物を整理することになりました。
30代の私でもしんどく感じるような坂の上にあった実家。
厳密には私の生まれ育ったお家ではなかったけれど、母の老後を思うととっても心配だったので、どこか安心している私もいます。
もういらなくなってしまったもの達のスペースに家賃を払い、そんな段ボールたちに引っ越し代を払うのもばかばかしいので、この際思い切って断捨離することにしました。
残っているのは思い出だけ
大きい断捨離は過去に3回しているので、あまりたくさんの荷物はありません。
1回目は大学卒業後、一人暮らしを始めた時。
この時に母も再婚し、相手のお家に住むことが決まっていたのでほとんどのものを捨てました。
母に預かってもらっていたのは、
・成人式の時の着物
・幼少期のアルバム達
それ以外のものは、全部捨てるか一人暮らし先へと持っていきました。
そして、次に大きな断捨離をしたのが25歳で日本をでるとき。
ソファも含め家具は全部譲渡か処分。
「将来海外に住んだ時に、日本からわざわざ送るか!?」と自分に問いかけながら、せっせと捨てていきました(笑)
母の家に預けたのは
・どうしても捨てられなかった本たち
・看護や助産関連の書類たち
・思い出の雑貨
・結婚式用の服やバッグなど日本にあれば便利なもの
もともと持っておいてくれていたアルバムや着物と足すと、全部で段ボール5箱分ぐらいの量です。
そして、今回。
海外にいる5年間の間に増えた本や雑貨もあり、なんだかんだで実家に置かせてもらっている荷物は増えていきました。
でも、私のフェーズが変わっているので、惜しみなく捨てられるものがないか確認していきます。
手放した8つのカテゴリー
①小さい頃の絵・通知表・卒業証書
きっと1人っ子だからできたことですが、小中学生の時の絵や通知表などは全て置いててくれていました。
30にもなると「捨てないで」という愛着すらなく、楽に捨てられます(笑)
「むしろ今までありがとう」という思いと共にきゃっきゃ、きゃっきゃと写真をとりながらどんどんゴミ袋へ(笑)
卒業証書が入っている筒がけっこう面積をとってしまうので、大学以外のは全て写真におさめて捨てることにしました。
だれも就職の時に「幼稚園の卒業証書のコピーをください」なんていうところないでしょうし(笑)
なのによりも、この懐かしみながら捨てる作業を母と一緒にできることが嬉しく思います。
さぁ、私の絵よ、最後に羽ばたいていけ~(笑)
②看護や助産、英語試験関連の書物
もしかしてまた読むかも、参考にするかも、と置いていた書類や書籍などもいくつかありましたが、医療の世界は日々変化しており、必要になった時に買う方がよいと判断。
なんだか捨てられなくて残していた、過酷な実習を思い出す書類もこれを気に手放すことにしました。
ほとんどのものは25歳の時に捨てていたので、あまり残っていませんでしたがこれでだいぶと減った感じ。
日本に帰国した2020年に買いなおした物だけお家に置いておきます。
ずっと挑戦していた試験の資料たちも、また挑戦する日が来るかもしれないと思い大切に残していたけれど、捨てることにきめました。
上手く言えないけれど、「もう手放してもいいんじゃない?」と思えたのは初めてです。
もしかすると、執着だったのかもしれません。
また、いつかその試験に合格することが必要になった時、改めて勉強しなおすことにします。
あれだけ捨てられなかったのに、なんだか不思議。
③結婚式用のグッズ
日本で結婚式に呼ばれた時に、と思って置いていたワンピースやショール、クラッチバッグやアクセサリー。
今回のトト氏の結婚式で使わなかったので、もう使うことはないと、迷うことなく捨てることができました。
20代から30代にかけてシンプルに、そして、自分が大好きな1着を傍に置いているだけで十分です。
④洋書
いろいろな国で買ってきていた洋書。
思い出もあり、おしゃれなのもあり、読んでいないのもあり(笑)、ずっとずっと捨てられなかったですが、「いるか?いらないか?」をあらためて問うてみると、やっぱりいらないものもあります(笑)
手放せなかった理由は、外国がまだ遠いというか、外国に行った証を手元に残して置きたかったのかな。
英語の世界で生きていくという決意のようなものもあったかと思います。
絵踏みじゃないけど、願掛けじゃないけど、なんだか捨てるのは悪いような気持ち。
その思いは外国で5年間生活したこと、英語を使って仕事ができるようになったことで、気付かないうちに少しずつ変化してきていました。
読まなくなった本に頼らなくても、世界各地に住む友人達が、私が歩いてきた道を物語っています。
フェーズが変わったところで、持ち物を見直すって大事。
これはあくまで一部(笑) 全部で20冊ぐらいの本を処分しました。
⑤ユニフォームやクラスTシャツ
中学生・大学生とソフトボールをしていた私、その当時のユニフォームが残っていました。
OB戦なんかに参加するので、ある一定の時期までは使っていたのですが、もうその機会もないし、参加するとしてもジャージでOK。
ユニフォームそのものがなくたって、当時の写真にたくさん収められています。
クラスTシャツたちもおんなじ理由。
当時の若いキキが楽しそうに友人とうつっている写真が残っています。
なんだかんだでクラスTシャツってプリント面積が多くってパジャマには向かないし、30代にもなると、寝にくいTシャツより、寝心地のいい服の方が良かったりします。
睡眠、大事なのよ(笑)
ついでに、スキー用ジャケットも捨てました。
ずっとタンスの肥やしにするぐらいなら、次行く時レンタルでいいかな。
大学生のときみたいに毎年行くわけでもないし、着たら着たでクリーニング代もかかっちゃうし。
⑥手紙
実は小さい頃からもらった年賀状や手紙のほとんどを残していました。
少し10kgのお米が入りそうなクリアケースパンパンにたまっていた手紙。
まだ全て捨てることはできないけれど、そのうちのほとんどは捨てることに。
手紙を見ながら思い出す「あの人元気かしら」という時間も素敵だけど、またきっと機会があれば手紙以外の理由で思い出すことでしょう。
物心がつき、1番初めにもらった友人からの手紙はララ氏からだった気がします。
その最古の手紙はこっそり残しておくことにしました。
いつか、みせてあげようっと。
そして、海外生活のときにもらった手紙やカードたちはまだ置いておくことに。
ちょっとした自分の勲章です。
⑦旅先の雑貨
旅先でかったキーホルダーや、学生の時にもらったマネージャーさんが作ってくれたキーホルダー。
使い古してボロボロになっているもあったので、丁寧に写真に収めて、手放すことにしました。
迷うけど、思い出の品は思い出の品にすぎません。
でもいくつかのキーホルダーと、ミニーの文鎮だけは持って帰ってくることに。
小学生の時に家族3人で行った東京ディズニーランド。
決してお金持ちのお家ではなかった中、この2日間だけは思いっきり甘やかしてもらったことを覚えています。
母は、もう1回東京ディズニーランドに行きたいんだとか。
ERから生還した命。せっかくだから、シーにも行ってみる?(笑)
⑧ピアノ
そして、今回手放した物の中で1番大きいものがピアノ。
ピアノは捨てるというより売りに出しますが、お別れの儀式を行います。
今の私の家に持っていくことも可能ですが、費用と使用頻度を考えるとやめておいた方が得策。
本当は、今日がくるまでに娘が生まれていてプレゼントしている予定だったけど(笑)
まぁ、頑張ってもあと数年以上はかかりそうなので諦めます。
実は密かに思っている、ピアノをまた習いたいという夢。
そんな夢に誓うかのように、最後はエリーゼのためにを引いてお別れの儀式を終えました。
そのときは、引っ越しのことを考えて電子ピアノにしようかな(笑)
断捨離は続く…
そんなこんなで断捨離は終了。
もともとそこまで多くないのもありますが、捨てるももはゴミ袋4袋分ぐらい、あとは古紙回収に出す本たち、そして売りに出すピアノ。
もう少し落ち着いて考えれば、まだまだ捨てていいものがありそうですが、意思力も使うので今日はここまでとなりました。
あとは段ボール1箱分ぐらいの服と本を私の家へと運びます。
母の家においてもらうのは
・着物
・アルバムたち(段ボール1.5箱分ぐらい)
だいぶと減った気がします。
いつかは訪れるであろう母の荷物整理の日に、何がどれくらいあるか事前に整理することができました。
これを機にタンスとかの大型家具を処分してくれるので、むしろありがたい(笑)
そして、ネックはやっぱり本。
今回もハリーポッターシリーズだけは手放せなかったので、また重くて場所を取る11冊を運びます。
捨てたらだいぶ楽だよ?ってわかっているんだけど、まだフェーズじゃないということで無理に捨てるのはやめちゃいました。
紙で読むのは好きだけど、引っ越しの大変さを思うとやっぱりKindleで買おうと誓うのでした(笑)
今度は、私の今の家に越してきてから1年半。
今度の休みは使わなくなった物や、無意味に置いてしまっている物を見直してみようっと♪
\おちゃめなキキ母登場の記事はこちら↓/
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